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【森田剛】「ヒメアノール怖い!」の意味が分かった!【感想】

V6(ほぼ坂本くん)(~2021年11月まで)

himeanoru

 

2016.06.22

遅ればせながら5月28日公開の

主演:森田剛

ヒメアノ~ル

を観に行きました。

 

番宣を見たり、なんとなくストーリーは知っていたのですが、皆が言う

「怖い」

「帰り道が怖い」

っていう意味がいまいちピンときていませんでしたが…

 

その意味が解りました(;’∀’)

 

あ、ネタバレってます。

 

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ヒメアノ~ルは実に怖くて後味の悪い作品でした…

himeanoru

本来であれば、6月初週に見に行くはずでしたが、うっかりマーダーロス。

 → ☆MURDER for TWO終了から1週間…マーダーロス!☆

ということで…

 

当初の予定より3週遅れで映画館へ。

レディースデーで1,100円で鑑賞してきましたよ。

 

因みにこの映画館が入る建物は、もともと色んなお店が入っていたショッピングモール(と言うと大げさかな?)でしたが、今ではすっかり閑古鳥が鳴いています。

 

そういった意味でも、ヒメアノ~ルの不気味さがより際立つシチュエーションとなりました。

 

とにかく殺人鬼!

コメディと狂気の融合的なことは聴いていましたが、私にはムロツヨシさん演じる安藤さんすら「狂気」に感じたので、コメディもありつつ全編「狂気」に満ち溢れていた作品だと思いました。

 

特に森田剛君演じる「森田正一」がストーリーに加わってからは、数えきれないほどの殺人が行われます。

見終わった後軽く数えてみましたが…あまりの多さに途中で数えることをやめました。

 

しかも、殺す理由が全く持って自分勝手な理由なのです。

それこそ予告であった「めんどくさいから殺していい?」って感じです。

 

早く終われと念じながら…

当初上演スケジュールを見ると90分とのことで、短めだなと感じていましたが、見ているのがとにかく辛いストーリーで

「早く終わらないかな…」

ってことばかり考えていたような気がします。

 

実は、観ながら「見るのが辛いから早く終われ!」と思った作品は、今パッと思い出せるだけでもヒメアノールを入れて3作。

ひとつは「GANTZ~ガンツ」、もう一つは「図書館戦争 THE LAST MISSION」(これに関してはこちらに感想を記しております)。

そして、今回のヒメアノール。

 

でね。GANTZにしろ図書戦TLMにしろ、戦いのシーンが怖くて辛くて、絶望的で早く終われー!って思ってたんですが、作品としてはどちらも大好きなんですよ。

(図書戦TLMに関しては、戦闘シーンがもう少し短くても良かったと思うけど)。

 

でもねー。「見てるのが辛いから早く終われ」という同じ感情でも、ヒメアノールはちょっと違ってました。

 

とにかくグロイ!

その理由を自分なりに考えてみると、ヒメアノールはとにかくグロくてえげつないシーンが満載だったんですよね。

GANTZも十分グロイ(ネギ星人とか?)シーンはあったんですが、ヒメアノールは闇すぎて救いようがどこにもないのです。

主人公がヒールなので、こういう風になるのかもしれません。

 

殺人シーンはもちろん、女性が見ていて嫌な気持ちになるシーンが満載でしたし、それ故に恐ろしい作品と感じるんだろうな。

 

その辺に居そうな恐怖!

怖さの理由はグロイだけではありません。

剛くん演じる森田は、過去が原因で精神的に壊れていてやることなすこと全く理解できないのですが、一見するとその辺に居そうな人なんです。

それは、剛くんも監督と話し合って、とにかくその辺に居そうな人にしたということを、インタビューなどで答えていたのですが、本当にその辺にいてもわからない、いわゆる一見してヤバイ奴ではないところがまた怖いのです。

 

だから、帰り道にすれ違った一般的な青年を見かけても「もしかしてこの人も内面はめちゃくちゃ怖いひとかも?」、「この人だって、ほんとのところはどんな人かわかんないよ」と思ってしまうのです。

 

だから、人とすれ違うのも怖いし、ついうっかりコンビニで公共料金の支払いするのとかも怖い!(よく考えたら個人情報ダダ漏れだぜ!)

そんな風に考えされられました。

 

森田剛!すごい!

で、ですよ。ちょっと剛くんのすごさもブッ込んでおくと、やっぱり役者森田剛はすごいわけですよ。

大久保佳代子さんがヒメアノールをご覧になったそうで、「あれが演技だったらすごいと思う」と言うことを大久保テイストで語っていたようなのですが、ほんとその通り。

剛くんって、平時忠(漢字あってる?)の時も思ったんだけれど、何をやっても本当に「そういう人」に見える。演じてる感がない!

だから、今回の森田正一も「剛くんってこんな人なんじゃね?」と思わせられてしまうのです。

 

もちろん本当はこんな人でないのはわかってるんですが、でもでもでもでも!!!

もしかしたらこういう一面あるんじゃないの?って思っちゃうんですよね(;’∀’)

 

だから余計怖いし、帰りの車ん中で聴いていた「テレパシー」すら怖く感じた←

 

最後のシーンは切ない。でも後味は悪い

こんな殺人鬼のストーリーはどこに着地するんだろう。と思っていたら、最後のシーンは切なかったです。

 

物語の終盤、濱田岳君演じる岡田を人質にとって車に乗り込み、警察から逃げるシーン。

人は簡単に殺すのに、犬を傷つけることができずに犬をよけて電柱にぶつかり車は事故ってしまいます。

 

その衝撃なのか、もともと精神が破たん寸前だったのかはわかりませんが、森田の記憶は昔にさかのぼり高校時代の森田になります。

「岡田くん遊びに来てたんだ。お母さん!麦茶持ってきてー!2つ」(←ざっくりですが)

と言って、岡田に借りていたゲームを返すために探し始めます。

 

そこに警察が到着して車から引き摺りだされる森田。岡田に向かって「またいつでも遊びに来てよ」(←これもざっくりですが)。

 

最後は意識をなくした岡田の回想シーン。

 

暑い夏、森田の家でテレビゲームをする2人。

森田「お母さーん。麦茶持ってきてー!」

 

庭には、先ほどよけた犬によく似た犬が。

 

 

こんな終わりなんですよ。

なんか、森田っていう人がかわいそうではあるけれど、やったことは許されることではないので切ないけれど、後味がかなり悪い作品となりました。

思い出しても暗い気持ちになるくらいです。

 

作品としては全く好きではない!

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ってことで…

作品としては全く好きではありません!

観てるのが辛いと感じた他の2作品は、かなり好きな作品ですが、やっぱりヒメアノールは好きになれそうもありませんし、もう一度見たいとは絶対思いません。

本当に辛いから。

テレビでやっても観なければ録画もしないと思います。

 

ただ、これは作品が合わなかっただけということで、この映画に関わった監督さんをはじめとするスタッフさんや、森田剛くんをはじめとする役者さんは素晴らしかったです。

 

今回の作品は好きな作品にはなりませんでしたが、役者・森田剛くんは好きなので、ビニールの城楽しみにしています!

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