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「ツダマンの世界」観劇@ロームシアター京都

間宮祥太朗

2022年12月27日(火)ロームシアター京都にて上演された「ツダマンの世界」を観に行きました。その感想を忖度なし正直に書いてみようと思います(笑)。

あくまでもド素人の感想でございます。お気を悪くなさったらすみません……が、お気を悪くされる可能性がある方はどうぞご注意ください。(読むも読まぬもあなたの自由♡)

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「ツダマンの世界」を観劇!

はじめての大人計画さんの世界、初めてのロームシアター京都、はじめての生・間宮祥太朗(笑)。はじめてづくしの観劇と相成りました。

ちなみに「ツダマンの世界」に関してはWOWOWのライブ配信で観劇しており、ストーリーや内容は知った状態での観劇となりました。では、ド素人による忖度なしの正直な感想を、いつか読み返す私自身のために書いておきたいと思います。

ストレスが多かった~(汗)

1番目の感想がこんなので申し訳ないのですが、この日の観劇はちょっとストレス過多でした。私自身の問題もありますが、ストレスは全部で3つ

ひとつめが座席。前から6列目でホクホクしていたのですが、なんとロームシアター京都の座席は1~6列目までは2列で1段になっています。要するに1、2段目、3、4段目、5、6段目は同じ高さに椅子が配置されています。

私は6列目だったので、目の前に前の席の人の頭がある状態でした。6列目までは座席が前と重ならないように半分ずつずれて配置されているので、真正面を見る分には前の方の頭はあまり気になりません。

ただ、私はセンターブロックの通路側だったため(この座席自体はめちゃくちゃ嬉しかったのですが)、舞台の中央や反対側で行われる芝居を観るためには斜め前方に視線が行きます。となると、半分ズレた前の座席の方の頭が真正面に来るということになります。

それでも演者さんが立って演技されているときは見えるのですが、6列目の高さと舞台の高さの関係もあり、床に座った状態だと場合によっては全く見えません。前の席の方が頭を動かすと、そりゃあもう見えません………(涙)。

私は小柄ではないので6列目でもまぁまぁ見えましたが、小柄な方だったら本当に目の前が頭!頭しか見えない!ってなってしまうかもしれません。とくに「ツダマンの世界」は戦中戦後の日本が舞台になっているため、椅子ではなく床に座るシーンが多く、そういった意味でも人の頭の隙間からしか役者が見えないという感覚が強かったのかもしれません。

ちなみに通路側だったので、通路前に間宮くんがきてお芝居する場合は遮ることなくスッコーンとお姿を拝見できました。

2つ目が音響問題。これはホールの関係なのか私の耳の問題なのかわかりませんが……皆川さんのセリフが非常に聞き取りにくかったです(汗)。とくにキャンキャンとした話し方の時は、ほとんど何を言っているのかがわからなくて、それを聴き取ろうと必死になってかなり集中しておりました(でもなんて言っているのか分からなかった)。

しかも皆川さんのセリフや出番がとっても多く、メインのお役の時に件のキャンキャンした話し方だったりするので正直かなり……疲れました。皆川さんのセリフでもはっきり話すときのセリフはクリアに聞き取れましたし、他の出演者の方のセリフは全て楽に聞き取れました。

3つ目が集中しすぎて早めに集中が途切れてしまった問題(笑)。芝居が見えにくい→できるだけ頭を動かさずに(後ろの方の迷惑になるので)目線を変えて見える位置を探る、皆川さんのセリフが聞き取りにくい→できるだけ聞き取ろうと全集中する、の2点からしょっぱなから集中しすぎて途中で集中が途切れてしまいました。

あと、集中しすぎで2幕からは頭痛も発生(眼精疲労も手伝っていると思われる)。3時間半の長さも舞台ならあっという間だろうな♡と思っていたのですが、この3つの要素がストレスとなり「長いな~」と思ってしまいました。

WOWOWのライブ配信の方が入り込めた

上記の理由から、正直な感想としてはWOWOWのライブ配信の方がストーリーに入り込めたし純粋に楽しめたし、役者さんの力量もがっつりと感じられました。皆川さんのセリフもライブ配信の方では全く問題なく聞き取れたので、もしかしてホールの問題もしくは座った位置の音響問題?と思ったり思わなかったり。

他の方のセリフも、最初の方はエコーがかかったように聞こえたんだよなぁ(あれ?演出??)。

「ツダマンの世界」の観劇はこの1度きりだったので、WOWOWのライブ配信を見ていて本当によかったです。

阿部サダヲさんがかっこよかった!!

阿部サダヲさんのことはこれまでも当然知っていましたし、作品を見たこともありました。でも、狙って見たわけではなく、観た作品にたまたま出られていたという感じです。

それまでは癖が強い役が多かったのでそういったイメージ(どういった?)だったのですが、大河ドラマ「おんな城主直虎」の徳川家康がものすごく良くてそれ以来イメージが変わりました。

ですが……今年見た「空白を満たしなさい」の佐伯が怖すぎて怖すぎて(笑)、今回の舞台はどうなんだろう?と少々心配していました。

実際に生で舞台を拝見して、演技はもちろん主役としての存在感、かっぽれからドラム、歌(のシーンは少しだけですが)までこなす多才ぶり阿部さんすごくかっこいい!と感激しました。

阿部さんのお役は津田万治でタイトルロールではあるのですが、ツダマンはどちらかと言うと受け身でツダマンを取り巻く人が中心になって進んでいく話です。

しかも周りの人が全員クセ強(笑)!ともすれば存在が薄くなりそうな気もするのですが、阿部さんのツダマンは記憶に鮮明に残っていて、見終わったあとツダマンの存在感が心の中を大きく占めていました。

いやぁ~阿部さん、本当にかっこよかったなぁ。存在がもうかっこよかったです。阿部さんの舞台を拝見できてよかった。今度は大人計画(いや、今回も大人計画ではないけれど)以外の舞台も観てみたいなと思いました。

VIVA!江口のりこさんの存在感よ!!

癖が強い役柄ばかりで、しかも芸達者な役者さん揃いの中、私の心に強く残っているお方がもう1人。それが江口のりこさん。ひょうひょうとした語り口で、狙った感はないのですが絶対に笑いをかっさらっていく職人っぷりが見事でした。

「ソロ活女子のススメ」も好きだったのですが、当然ながらそれとはまったく違った雰囲気で、こちらもすごく良かったです。最後まさかの結末だったりするのですが、この登場人物の中で一番食えないヤツでした(笑)。

個性的な役者人!!

吉田羊さん、皆川猿時さん、村杉蝉之介さん、笠松はるさん、間宮祥太朗さん、見上愛さん、町田水城さん……書ききれませんが、もう出演者のみなさま素晴らしかったです!!いやぁ~すごい。

語彙力無くてうまく表現できませんが、プロ中のプロの本気のお芝居ええもんみせてもらいました!と言う感じです。

初・間宮祥太朗さん

ナンバMG5でファンになった間宮祥太朗さんのお芝居をこの目で見てみたくて、今回「ツダマンの世界」を観劇することにいたしました。なので、実際に見たら「わぁ!かっこいい♡」みたいな感覚になるのかな?と思っていたのですが、普通に役者さんの1人として見られたというか、ストーリーの一部として見られたというか……変な表現ですが、褒めてますコレ(私なりに)。

ちゃんとそのお役として見えているから、キャーってならなかったんだと思います。

ただ、走って袖に戻るとき袖に入りきる前に「あれ?今間宮さん?」的な感覚を少し受けたりもしたりもしたり……もごもご。ただの私の感覚なんですけどね。

後日追記(たまたま見かけた感想で、私と同じように感じていた方もいらっしゃるようです。その方は「役」と「ご本人の切り替え」が観られてうれしいという感想だったので、なるほどそう感じられる方もいらっしゃるのかと。私カーテンコール以外では板の上でご本人感は求めてないので、最後の最後客席から全く見えなくなるまで葉蔵さんでいてくれる方が好みかな~?なんて思いました)。追記ここまで

今回の「あほぼん(byほきさん)」役がほんっとうにあほぼんで、とっても良かったです(褒めてる)。声も良く通るしセリフも聞き取りやすい、これからももっともっと舞台をやってほしいし、今後も間宮くんの舞台を観たいと思いました。

それにしても今回、割れたおせんべいだとか短刀だとか、なんだかんだ色々拾っていましたね(笑)。

皆川さんのサポート力にキュン♡(笑)

私が観た回で、阿部さんが重要な言葉を飛ばしてセリフを言ってしまいました。たしか……「すきなだけ」って言っちゃったのかな?そうしたら皆川さんが「好きなだけかい?」みたいなことを言って、阿部さんが「あぁそう……好きなだけ」と言い直したんですよ。

その皆川さんのフォローにキュン♡としてしまいました(笑)。

っておもったんだけど、あれ?1回目阿部さんのセリフは「すきなだけ」で正しいのかも。それを無理やり大名が「好きなだけ?」って話に持って行くんだたのかな?いずれにせよ、その時はキュンとしました(笑)。

なんだかんだ言いましたが「ツダマンの世界」良かったです!

なんだかんだ好き勝手言いましたが、「ツダマンの世界」非常に濃厚で贅沢な舞台でした。上演時間もたっぷりで、芸達者な役者さんが勢ぞろい。皆様の口コミで楽しみにしていた松尾スズキさんのアナウンスも聴けましたし、20分の休憩で無事お手洗いにも行けました(笑)。

キョードー大阪さんとLINEでお友達になって生茶をもらいましたし(帰り喉が渇いたので助かった!)、アンケートを書いてツダマン先生のシールを頂いたし(あれ?これ舞台の感想か?)。

間宮くんのファンにならなければ見ることが無かった舞台。今回ツダマンの世界を観たことで、素晴らしい役者さんたちの生の演技を見ることができ、次にまた阿部さんの舞台を観てみたいというやりたいことリストも増え(笑)、素晴らしい体験をさせていただきました。

コロナ禍になって約3年。今年の秋に「凍える」で観劇を解禁し、「ツダマンの世界」で2022年の舞台見納め(というか劇場での観劇は今年はこの2本だけ)。素晴らしい見納めとなりました。

「ツダマンの世界」にかかわったすべての皆様。ありがとうございました!

そうそう。観劇後、劇場から出たところでスマートウォッチを落としてしまった私(ベルトの留め具がかなり緩くなっていて買い替えを検討中)。すっごく親切で素敵な方に拾っていただきました。ありがとうございました!感謝♡

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