大河ドラマ「光る君へ」の第三話。いよいよ藤原公任が登場して話題で持ちきりの今、録画していた「太陽とボレロ」をやっと見ました(笑)。もちろん「光る君へ」もしっかり見ておりますが、もう1回みたいのでまずは映画の感想から。
「太陽とボレロ」は町田さんのファンになる前、ほんのり気になる存在だったときにちょうどWOWOWに加入しており、これまたちょうど放送されていたものを録画していました。Blu-rayの容量が減って色々削除したときにも耐え(?)、録画したことをすっかり忘れていたころに町田さんのファンになり「太陽とボレロ録画してたぁぁぁぁ~!」と歓喜した作品です。
では、サクッと感想を書いておこうと思います。
映画「太陽とボレロ」
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— 映画『太陽とボレロ』公式 (@sun_bolero) April 22, 2022
舞台挨拶付き先行上映
5月10日(火)に開催決定🎉
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本作の撮影を行なった長野県松本市にて一般向け上映初開催✨✨
📎場所
#松本シネマライツ
📎舞台挨拶登壇者(予定)#檀れい、#水谷豊 監督
⏰4/23(土)0:00~より発売開始
🎼詳しくはこちらhttps://t.co/jFPH6VJ0SZ#太陽とボレロ pic.twitter.com/E8Byx8Dz70
映画「太陽とボレロ」は監督・脚本を俳優の水谷豊さんが担当された作品です。地方都市のアマチュア交響楽団のお話で、財政難に陥った弥生交響楽団がいよいよ解散に追い込まれるというストーリー(かいつまみ過ぎた!!)。何とか解散を避けようとする主催者花村とその先輩鶴田の奔走っぷりや、楽団員の心の葛藤などが描かれています。
また主催者の恩師であり、弥生交響楽団の指揮者をしてくれており、楽団員からも人望が厚い藤堂先生が病気で倒れてしまうなど様々な壁が立ちはだかります。果たして「お別れコンサート」は無事開催できるのか?!という点も見どころです。
映画「太陽とボレロ」を見た感想
『#太陽とボレロ』
— 映画『太陽とボレロ』公式 (@sun_bolero) June 1, 2022
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え~っと………。うん、正直に書きますね。
太陽とボレロを見た感想を一言でいうと、「ものすごく面白かった!」とは感じなかった作品です。それどころか、途中で見るのをやめようか……と思ってしまいました(汗)。町田さんが出ていなければ多分離脱してたと思う。半分を過ぎたあたりからは、ラストがどうなるのかを知りたいからと言う理由で最後まで頑張って見たという感じです。映画って頑張って見るものではないと思いますが。
最終的には、見終わってしばらく経ってからは「うん、まぁ……良かったのかな?」という感想に落ち着きました。
などと、偉そうに書いてしまいましたが、映画好きでもなんでもないただのド素人の感想と捨て置きくだされば幸いです。
私がちょっと気になった点
♪⋰ ⋱ ⋰ ⋱ ⋰ ⋱♪
— 映画『太陽とボレロ』公式 (@sun_bolero) May 2, 2022
#太陽とボレロ
𝑳𝒊𝒇𝒆 𝒊𝒔 𝒂 𝒎𝒊𝒓𝒂𝒄𝒍𝒆 !
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個性豊かな弥生交響楽団の
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さて。私がなぜこんな風に思ったのか、その理由がいくつかあります。
ヘンな動きがちょっと気になる(汗)
まず一番気になったのが、変な動きが随所に見られたことです。あくまでも多分なのですが、役者さん本人がそういう行動をしたのではなく、演出としてつけられた動きなんだろうなというものもありました。
特に気になったのが、花村(檀れいさん)がうれしいお知らせを受けた電話を切った後に2回転(シェネっぽく2回転)して両手を万歳のように広げてポーズをとったところと、鶴間(石丸幹二さん)が地元テレビ局から中継させてほしいと言われて、その話を花村に伝えに来る途中に両手を挙げてジャンプしていたところ(大の大人が路上で……)。
そして……これはどこかでメイキングを見てしまったので役者ご本人の発案ではないことはわかってしまっているのですが、田ノ浦(町田啓太さん)が職場の中古車センターで車から降りて会社の入り口まで飛び跳ねるように移動している姿などなど。
う~ん。この動きは……必要なのかな?と思ってしまいました。全体的にこういった動きを加えることでユーモアのある作品に……、と言うことかもしれませんが、別になくても良かったというかない方が意識が逸れずに良かったというか(ヘンな動きがあるとストーリーから意識が逸れて「なんで?」って思っちゃうから)。
出演者のエピソードが多すぎてとっ散らかってる
次に、出演者それぞれのエピソードがあるのですが、数が多い分どれも深堀できていないので中途半端に感じてしまいました。
牧田(田口浩正さん)が鶴間を逆恨みして、鶴間の中古車センターの車のフロントガラスを割る件。動機がイマイチ腑に落ちません。鶴間はあくまでも主催者の花村を手伝っている立場なのに、解散するのは鶴間のせいだと言わんばかりの行動。しかも、フロントガラスを割る→その時に歯が抜け落ちる(オーボエ奏者は歯が抜けやすいらしい)→落ちていた歯で犯人が判明→以上!みたいな。え?このエピソードこれで終わり????
楽団員の中でも犬猿の仲である与田(原田龍二さん)と片岡(河相我聞さん)。なぜこんなに仲が悪いのかわらかなかったのだけど、後半2人きりで話しているときに判明します。「例の話誰にもしてないだろうな」「してない」と言うような会話があって、実は腹違いの兄弟であることが判明。以上!え?このエピソードこれで終わり????
加えて片岡は多くの楽団員から嫌われているらしく、田ノ浦もいつも悪口を言っているのだけど、なぜそこまで楽団員に嫌われているのかその理由があいまい。最初から嫌われてる設定で、なおかつ鼻につく言動や演技ではあるものの、なぜそこまで嫌われているのかの決定的な理由がイマイチわからない。
花村の元同僚で、花村の危機を救う代わりに自分と付き合えという畑中(山中崇史さん)だが、さんざん交換条件を出して迫っておいて、最後は条件なしに助けますと。。。去り際、独り言のように「惚れた弱み」「かっこつけさせてくれ」的なことを言っていたけど、その後花村は畑中が「忘れもの」と言って持ってきた花村のジャケットを空に向かって投げ捨てる(カフェでだよ?これも不思議な演出)。最終的に助けたのか?花村は断ったのか?助けたとしたら花村の危機は本当に回避できたのかが良くわからない。
色んな役者さんが出演されているので、どの方にも見せ場を……となるのかもしれませんが、エピソードをもう少し絞って深堀した方が面白かったような気がします。あと、伏線かと思わせつつなんでもなかったというのがとても多かった気がします。
とにかく不思議な演出だった……
時々、イメージ映像のようなシーンが(長々と)あったり、赤信号に気付かない花村が車道に飛び出して複数台の車が大混乱するなか、周囲に向かってゆっくりとお辞儀をするスローモーションなど、とにかく不思議な演出、不思議なシーンが多かったように思います(汗)。前述のカフェでジャケットを空に向かって投げ捨てるのもそう。
こういったのを楽しめるようになったら映画通になれるのだろうか?
長く感じた……
ひとつひとつのシーンもそうですし、作品全体を通してもそうですが、なんだか長く感じました。随分見たと思ったのにまだ〇分?!みたいな。私はテンポの良い作品が好きなので、余計にそう感じてしまったのかもしれません。
全体的にもう少しコンパクトにまとまっていたら、この映画を面白いと感じたのかな~と思ったりもします。
色々書きましたが見られて良かったです!
なんだかんだ色々書いてしまいましたが、太陽とボレロを見られて良かったです。西本智実さんのことはもちろん存じ上げていますが、実際に指揮をされているところを見る機会はなかなかなかったので今回拝見できてよかったです。
また、町田さんの田ノ浦圭介を見られたのも良かったです!ちょっといい加減で、将来に少し迷いがあって、上司に怒られても気にしてない(笑)どの会社にも1人はいそうなタイプ。同じ職場にいるとちょっとイラッとするかもしれないけれど、友達にするならよさそうです(笑)。トランペットを演奏する姿もかっこよかったです(チョロオタ)。
太陽とボレロは、始まりでは想像できなかったラストが待っていたのも意外でした。ゆえに途中まで「う~ん」と思いながらずっと見ていたけれど、見終わったら「うん、まぁ、良かったのかな?」と感じられました。
ものすごく正直に言うと、大好きで何度でも見たい作品というわけではないけれど、見られて良かったなと言う感じです。
そして、作品に対して辛口なのにこんなことを書くと役者さんや関係者の皆さんに対して失礼になるかもしれませんが、現場の雰囲気がすごくよさそうだなぁ、皆さん楽しくお仕事されたんだろうなぁと感じましたし、その空気感が映像から伝わってきた気がしてとても素敵でした。
以上、素人が好き勝手書いてしまいました。すみません。音楽に携わってる方などは私とは感想も異なり、グッとくるものがある映画かもしれませんね。
追記
そうそう。今朝ドラの「ブギウギ」を見ているのだけど、そこで趣里さんが特徴的な笑い方をするんだけど、全く同じ顔で水谷豊さんが笑っているのを見て何だか感動しました!!!笑い方一緒~!みたいな。そのお顔が観られて良かったです。