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中村倫也さん出演の映画「オズランド」を観た感想

中村倫也

2022年12月29日(23:59)までGYAO!で無料配信されている、映画「オズランド」を鑑賞しました。

中村倫也さんが出ている映画、主演は波留さん、西島秀俊さんも出演されている、舞台は遊園地ということしか知らない状態で拝見。

我が家のWi-Fiは近所にマンションが建ってからかなり弱くなってしまったので、一応平日の昼間を狙ってみたのですが通信状況が悪く、1時間45分の映画なのに2時間半ほどかかりましたが何とか無事見終えることができました。

なかむらさんの役を中心に(?)感想を記録しておこうと思います。

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映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます」

舞台は熊本にあるグリーンランドという遊園地。こちらはなんと実在する遊園地とのこと。ネタバレありのあらすじをざっくりとご紹介。(ネタバレありなのでご注意を!)

「オズランド」ネタバレありのあらすじ

大好きな社会人の彼、小西(=中村倫也さん)と少しでも長く一緒にいたいという気持ちから、主人公の久瑠美(くるみ=波留さん)は大学卒業と同時に彼と同じ会社(ホテルチェーン)に入社。ところが配属されたのは、その会社が経営する田舎の遊園地でした!

バリバリ仕事をしたいキャリアウーマン思考の彼女を待ち受けていたのは、ゴミ拾いやゴミの分別などの地味な仕事ばかり。

しかも教育係の小塚(おづか=西島秀俊さん)は有能だけどちょっと風変わりな上司で、周りの従業員も個性的な人ばかり。仕事が評価されて年間MVPに選ばれたら本社に帰ることができることを知り、こんな環境を抜け出して早く本社に帰りたいと思う日々でした。

小西に愚痴をこぼしながらも遊園地での仕事を重ね、仲間とのかかわりもあり、徐々に仕事を面白く感じる久瑠美。少しずつ仕事が認められ自分の仕事に自信を持ったころ、東京から小西が遊びに来ます。

最初は久瑠美を応援していた小西でしたが、久瑠美の職場を「田舎の遊園地」だと見下し、こんなところはやめて東京に戻ってこいと言います。昔の久瑠美ならうれしかったはずの言葉も、今は素直に受け取れず結局別れることになりました。

仕事では同期の吉村(=岡山天音さん)と一緒にいるとき、小塚の退職願を発見してしまいます。このことは2人だけの秘密にして、これまで小塚に頼りっきりだったスタッフが頼もしくなり、安心して遊園地を旅立ってもらおうと計画。また、最後に小塚にサプライズを仕掛けようと、スタッフ全員で画策します。

サプライズは大成功したものの、小塚が退職することは周りのスタッフは全員知っていたというオチがありました。その後、グリーンランドを旅立った小塚は、九州を笑顔にしたいと新天地で仕事を始めます。

小塚と久瑠美は電話で連絡を取っており、上司と部下の良好な関係が続いていることがわかります。最初、本社に戻るために久瑠美が目指していた年間MVPは、遊園地で婚活を企画した同僚がとりますが、久瑠美はすでにグリーンランドが自分のホームだと感じていたため本社に戻る気はなくなっていたのでした。

ざっくりですが、こんな感じのストーリーです。

中村倫也さんが演じる小西俊郎はこんな人

オズランドで中村倫也さんが演じたのは、主人公久瑠美の大学時代の先輩であり、同じ会社の先輩でもある小西俊郎。熊本行きが決まった久瑠美に「遠距離も楽しそう」「俺たちなら大丈夫」と応援し、職場や上司の愚痴を言うと「久瑠美が悪い」とたしなめるなど最初は良い彼氏でした。

ところが久瑠美が仕事にやりがいを覚え、キラキラと輝いている様子を見て焦りが出たのでしょうか?田舎の職場や田舎の同僚をバカにし、こんな田舎の遊園地を辞めて東京に戻ってこいと言います。

たまにいるよね……こんな男。

最初の良い彼氏面は、自分の方が優れてると思い優越感を持っていたからできた対応で、自分が下に見ていたはずの彼女が立派になり、仕事で成果を上げ始めるととたんに嫉妬する。

「遠距離はキツい」「東京に帰ってこれまで通り楽しくやろうよ。前の久瑠美の方が好きだ」と必死に説得する俊郎には、久瑠美じゃなくても引くわ~(笑)。

そんなちっちぇえ(小さい)男を、なかむらさんは旨く演じていました。最初は都会でバリバリ働くエリート男子社員風だし、ゆるふわやさしい彼氏風素敵!と誰もが思うような彼氏だったのですが、遊園地で久瑠美にふられて、挙句の果てに2度も遊園地のアトラクションの水を浴びてずぶ濡れになるみじめな姿の落差がもうすごい(笑)。

そして、そのみじめな姿こそが小西俊郎の本質だったんだろうな。と素直に思わされました。

久瑠美が仕事で良いアイデアを出して小塚が褒めるときに、「男を見る目もこのくらいあればいいけど」なんて言われるような男ですよ(笑)。

小西の自分勝手な思考は若さゆえのものなのか、それともこれからも変わることのない本質なのかは不明ですが、たとえこの思考回路が本質だったとしても、このことを苦いけどいい経験として考えを改められると今後同じ過ちは繰り返さないだろな~などと俊郎の未来に思いを馳せてしまいました(笑)。

「オズランド」で心に残ったところ

中村倫也さんが出演されているのでチェックした映画でしたが、最初から最後まで楽しく見られた作品でした。途中、わがままアイドルグループ(というよりそのマネージャー)のシーンがイラッときましたが、それもすぐに解消されますし。

おもしろかったのが、自分が優秀だから遊園地に呼ばれたと思っていた久瑠美が、実は面白枠で呼ばれたと知ったとき。苗字が波平で本当は「なみひら」なのですが「なみへい」と勘違いされていて、名前がおもしろいからと園長さんに指名されていたのです。

ちなみに学歴枠は、久瑠美が地味な風貌とおとなしい性格から見下していた同期の吉村で、彼は東京大学出身でした。久瑠美は「ゴミ拾いするために大学を出たんじゃない」と言いますが、東大出身の彼はゴミ拾いも新人の仕事も積極的にこなし、その結果久瑠美よりも早く戦力になっていました。

ある事件がありその事実を目の当たりにした久瑠美は、それ以降仕事への取り組み方が変わるのですが、そういうことって映画だけじゃなく実生活でもあるよな~と思いました。なんとも思っていなかった人が、実はとても優れていたってことが。

能ある鷹は爪を隠すって本当なんだなと言う感じです。あと、小さい犬ほどよく吠えるとか?

この映画を見ていると遊園地に行きたくなります。普段はディズニー好きな私ですが、以前図書館戦争のイベント期間中にひらパーに行ったとき、普通の遊園地もいいものだなってしみじみ思いました。

作り手の思いがダイレクトに伝わる感じがいいですよね。草木の手入れとか、手づくりの装飾とか。

映画で見たところ、グリーンランドはかなり大きな遊園地のようですね。いつか機会があれば行ってみたいような気もしますが……子どももいないので余程のことが無ければ行くこともないでしょう(どっちやねん!)。

「オズランド」面白かったです!

なかむらさんは遊園地の同僚役だと思って見始めたオズランド。開始すぐにそうでないことがわかり、挙句の果てに「男を見る目もあればよかった」などと言われる彼氏役でしたが楽しく拝見できました。

一言で言うと「クズ男」なんですが、最初の良い彼と思わせておいてのクズっぷりがとてもよかったです(笑)。

さて、本日は中村倫也オンライントークライブ2022「聖・忘年会」テスト配信が実施されます。時刻は20:00~20:30までで、この時間帯以外は視聴できないとのこと。さらに、「貴重な映像が見れるかも!?」とのことでちょっと期待しています。

忘れないようにリマインドもOK。今夜が楽しみです♪

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