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町田啓太さん出演映画「ミステリと言う勿れ」を鑑賞しました

町田啓太

2023年9月15日。町田啓太さんが出演されている映画「ミステリと言う勿れ」を見てきました!リアルタイムではドラマを見ていなかったのですが、ものすごく人気がある作品だということは知っていました。

今回、町田さんが出演されることを知り、映画を見る前にドラマを見ておきたいなと思っていたタイミングでTVerでの無料配信があったため視聴。そこから、ミステリと言う勿れの世界にどっぷりとハマりました。

そんなこんなで、町田さんの映画を見るのも楽しみ、作品自体も楽しみのダブルの楽しみがあり映画を見に行きました!

※以降ネタバレありです。注意ください!

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映画「ミステリと言う勿れ」あらすじ

映画では原作でも人気が高い「広島編」が描かれています。東京で見逃した美術展を見るために広島にやってきた(菅田将暉さん)は、莫大な資産を持つ「狩集家」の遺産相続事件に巻き込まれます。莫大な遺産相続をめぐり、相続人同士で争った末毎回死人が出るという曰く付きの遺産相続です。

今回の相続人候補は亡くなった当主の孫にあたるいとこ同時の4名で、遺言にあるお題を解いた者1名にすべての財産が相続されます。その判定は、狩集家と長い付き合いがある弁護士の車坂家、税理士の真壁家の当主が行います。

本来なら狩集家の当主の子どもたち4名が相続候補になるのですが、この4名は8年前にすでに事故で亡くなっていました。整は相続人候補のうちのひとりである女子高生の汐路(原菜乃華さん)に、ボディーガード兼謎解き協力を依頼されこの事件にかかわることになったのでした。

相続人たちは、頭上から鉢が落ちてくる、蔵に閉じ込められる、階段に油を塗られて階段から転げ落ちるなどの数々の危険な目にあいながら、最初はお互いを牽制し合い信じられずにいます。でも整が「若くして亡くなっている人の特徴」に気づき、それががきっかけとなり狩集家でなぜこんなにも死人が出るのかを協力して調べることに。

その結果、狩集家に隠された古い言い伝えを基にした伝説(鬼が狩集家の当主を殺して若妻を手に入れ、世間を騙すために自身の明るい色のウェーブヘアを黒髪に染めて狩集家の当主に成り代わった)があることがわかりました。そして、狩集家で若くして亡くなっているのは、全て「外見に特定の特徴を持つ人物(=明るい髪色・天然パーマ・色白の者)」だけであり、この伝説が基になっていることを確信します。

そして天パの人が殺される理由は、かつて狩集家を乗っ取った「(実際は鬼ではないかもしれないが)」に似た外見だからということに気付きました。言い伝えでは、狩集家の者はほとんど殺されてしまったものの、使用人の手によって娘が逃がされていたことがわかっています。その娘の復讐を恐れるあまり、かつての鬼に似た外見を持つものは抹殺されていたのです。

実はこの事実に汐路の父親も気づいており、いとこたちの親である兄弟姉妹4人で「自分たちの代で終わりにする」と行動していた矢先に、4人が乗った車が崖から転落する事故と見せかけて殺されていたのでした。

そして汐路の父たちを殺した犯人は車坂家の跡取り息子であり、今回の調査にも協力しているそぶりを見せていた汐路の初恋の人である朝晴(松下洸平さん)だったのです。しかも、子ども時代の汐路が「最近パパの様子がおかしい(伝説について調査している)」ということから殺害時期を早めることを決め、「明日パパが車で出かける」と話したことを利用して、出かける朝に睡眠薬入りのジュースを飲ませて殺害したのでした。

もともと深い繋がりがある三家は伝説の元となった事実を隠すため狩集家の子どもに「外見に特定の特徴を持つもの」が生まれた場合、車坂家と真壁家が殺すことが取り決めになっており、朝晴は跡継ぎとしての初仕事で、天然パーマである汐路の父と父の姉の殺害を決行したのでした。そして、たまたま車に同乗していた直毛のきょうだい事故に巻き込まれてしまったというのが真実でした。

要するに狩集家で死人が多く出る理由は相続問題ではなく、昔逃がされた娘やその子孫が復讐に来ないように恐れ、鬼(に風貌が似た人物)が狩集家を乗っ取ったことがばれないように特定の外見を持つ子どもを殺害していたことだったというわけです。

事件が解決して、当時逃がされた本当の狩集家の娘の子孫にもたどり着き話をすることができて一件落着となりました。

というのがざっくりとしたあらすじです。ざっくりしすぎているのですが、多分このブログを読まれる方はストーリーは知っているはずなので大丈夫だと思います(笑)。

映画「ミステリと言う勿れ」を見た感想

原作を読まず、顛末も知らずで挑んだ(?)映画「ミステリと言う勿れ」。感想を順不同で書いていきます!

怪しい登場人物……かなり初期に犯人が分かる(笑)

原作を読んでいない私は謎解き部分も楽しみにしていたのですが、今回はかなり初期段階で犯人が分かってしまいました(笑)。私も整くんと同じタイミング(蔵の中にある人形の大きさを知っていた)段階で「え?」と思い、その後はもうずっと「朝晴が犯人だ」と思い込んでいたので(笑)、謎解きが判明したときも驚きはありませんでした。

あと、鬼の伝説の話を聞いたときも、1人の鬼とその鬼を崇拝する2名の3人組=狩集家、車坂家、真壁家だなと思ったのでこれで確信に変わりました。ただ、詳細は後で書きますが朝晴ってあんなヤツだとは思わなかった~!!ムキーーーー!!って感じです(笑)。

整くんの言葉で特に印象に残ったところ

ドラマのときから整くんの言葉が刺さりまくっている私ですが、今回も色々グッときた言葉がありました。まず、町田さんがインタビューでもおっしゃっていた、「子どもの心は固まる前のコンクリート」と言う話。本当にそうだよな~。だから不用意に子どもを利用するようなことをしちゃいけないんだよな。

大人は「子どもだから忘れるだろう」と思うだろうけど、それこそあなたは子どものころバカでしたか?」だよね。子どもって意外といろんなことを覚えていて、「自分のせいで」という感情って一生消えないんだと思う。

今回の汐路もそう。朝晴に「汐路ちゃんが言ったから」なんてしつこく言われて、「自分のせい」「自分がパパを殺してしまった」と思っちゃうもん。本当は汐路のせいでもなんでもなくて、それを利用した朝晴が10000%悪いんだけど。

整くんが汐路に対して、子どもと大人の間でまだコンクリートが固まり切っていないから、修復できると思うという感じでカウンセリングを勧めていたのが良かった。事件が一件落着して、めでたしめでたしで終わるのではなく、汐路が負った心の傷は事件が解決しただけじゃ癒せないことをきちんと描いていたのがすごく良かったと思います。

あと、赤峰ゆら(柴咲コウさん)に言った言葉も良かった。その中でも特に好きだったのが、「家事や子育てがそんなに楽しくてラクなことなら、男性がもっとやりたがるはずなんです」と言うところにハッとさせられました。確かに!本当に「楽だ」「うらやましい」と思っているなら、この長い歴史の中で自分たちがそうするように仕向けたハズ(言葉は悪いけど)。でもそうなっていないってことは、大多数の男性がやりたいことではないということですよね。

まぁこれこそ個人個人で考え方は違うから、本当に家事が好きで子育てが好きで、仕事よりもそちらに全力投球したいとう女性もいるだろうし、そういう男性もいるだろうし。外でバリバリ働きたい女性と、家のことをしたい男性がカップルになってうまくいっている例もあるだろうし。

整くんの言う通り、目の前の人の顔(この場合は表情だね)も見ずに、価値観を一方的に押し付けているのはやっぱりおかしい。ゆらが家のことだけをしたいと望んでいるならあの言葉でいいかもだけど、ゆらは仕事もしたいと思っている女性だろうから。

そしてそして、もうひとつグッときたのが、子どものころ絵をかくのが好きだった汐路が中学の美術部に入って、あるとき自分の絵が下手だと気づいたから絵を辞めたと言ったときの言葉。それは「目が肥えた証拠」みたいなことを言っていてハッとしました。

私もとある勉強を始めて、ちょっとわかり始めると「私には無理だ、全然無理だ!」って思うことがありました。でも、それは勉強を始めて多少なりとも知識が付いたから無理だと思えたのであって、全く知らないときはそんなコト思いもしなかった。だとしたら、少しでも前進している証拠なんだね。絵ではないので目が肥えたという感じではないけど、何にでも当てはまる言葉だなと思いました。

おっと、これも追加!(やきいも)「いつも大きい方をくれる人がいい人だとは限らない」みたいなことを言っていたのも良かったです。

町田さんの狩集理紀之助

町田さんの狩集理紀之助、通称リッキー(笑)。名前が……長いっっ!私にとってファンになってから初めての現場(と言う表現があってるのだろうか?)でした。要するに、自宅以外で楽しむ推し!みたいな(笑)。そういった意味でも感慨深かったです。

そしてリッキー。控えめで、優しくて、言葉が少なくて、でも色々考えていて……。最初、メガネを光らせたり(笑)、怪しい視線を送ったりして「おや?怪しい人?」と思うところもありますが、怪しいどころか物静かで優しい人物でしたね。動と静ならで、大きな声では主張しないし、ちょっとどこか人に気を使ってる感じもあるし、少しだけ寂しげに見えるときもある。

現在、映画の公開にあわせて(だと思う)無料配信されている漫画の広島編は、映画を読むまでお預けにしていたのですが、昨日映画を見終わってさっそく読み始めました。漫画でリッキーを見た瞬間……

町田さん、超リッキーじゃん!!!!

と思わず凝視してしまうくらい……思わず息をのむくらい……町田さんはリッキーでした。普段「じゃん」とか使わない地方の住人なのに思わず使ってしまうくらい(笑)。

町田さん超リッキーって意味伝わる?伝われ!(他力本願)

原作もまだ途中までしか読んでなくて、絹ちゃんという女性が登場したところくらいなんだけど、絹ちゃん、映画にも出てほしかったなぁ……。時間の制限があるから無理なんだろうけど、絹ちゃんがいる理紀之助くん(町田ver.)も見てみたかったです。

あと、映画鑑賞後に読んだインタビューに、メガネが光るところメガネを外したところの話があったけどどちらも印象的でした!物静かだけど、どのシーンも印象に残ってる。改めて町田さんのお芝居好きだなと思いました。

~追記~

ブログをアップした後、原作の広島編を読み終えました。その時の感想がこちら↓↓

先にも書いた通り原作では絹ちゃんという理紀之助の想い人との関係性や、お母さんとの関係性、整くんから理紀之助への言葉などもありました。映画では描かれなかった、それでいて理紀之助(の人物像を知る)には重要なエピソードたちです。

それを読み終えて思ったのがXにポストした通り。

映画だけでも町田さんの理紀之助は充分成立しているんだけど、原作にあった理紀之助の数々のエピソードもきちんと「町田さんが演じる理紀之助」の中に存在しているって感じたんです。(映画も原作も知らない家族にこのことを話したら、「何を言いたいのか意味が分からない」と言われたので私の語彙力のなさと言葉のチョイスの悪さがもどかしいけど 汗)

その瞬間、ものすごく感動したというか何というか……。映画では描かれなかった部分もきちんと内に秘めていて、それでいて映画しか見ていない人にとっても不思議ではない理紀之助像だったっていうところにグッと来てしまいました。

私は町田さんのこういうところがすごく好きなんだな~と改めて思いました。(もちろんお顔も大好きですが 笑)

~追記ここまで~

汐路ちゃんを演じた原菜乃華ちゃん

原菜乃華ちゃんと言えば私の中で吟子なんですが(「ナンバMG5」好き)、汐路ちゃんすごく良かった。今回の広島編、主演はもちろん整君なんだけど汐路を中心に話が展開していくので、汐路が作品に与える影響はとても大きかったと思います。

まっすぐな瞳と強い信念。最後、初恋の人に投げかけられるひどい言葉、自分が父親の殺害に協力してしまったという恐怖、不安。あの時の息ができなくなるような嗚咽など、素晴らしかったです。

映画公開前の特集か何かでオーディションの様子を拝見しました。汐路はオーディションだったんですね。原さんとっても素敵な汐路ちゃんでした!

原さんとしてではなく汐路としては、父親の死は事故ではなく殺されたとみんなに信じさせるために、自らが殺人を犯しそうになるっていうのがかなり怖かったです(汗)。

柵をぐらぐらに細工して、柵にもたれかかったら倒れる位置に短剣を上向きに埋めておくなんて。倒れる前に誰かが気づく設定だったのか、本当に誰かが短剣の上に倒れ込むことを想定していたのかは不明だけど、立派な犯罪では?

どれだけ心に傷を負っていても、普段どれだけ母思いのいい子でも、それをしようとしたことが怖いし、実際に止められなければ実行していたと思うと……私個人としては汐路のことは信用できないなと思ってしまいました。

強烈キャラのゆらと新音

大声で怒鳴り合うのが、柴咲コウさん演じる赤峰ゆらと萩原利久さん演じる波々壁新音。どちらも気が強くて、遺産相続争いで闘争心むき出し。特に新音はバリバリ広島弁と言うことでなかなかの強烈キャラでした(笑)。大学生かと勝手に思っていたらサラリーマンだったんですね(相関図にも書いていた!)。

ゆらも新音も言葉はキツイけど、心根は優しい人。そんな人物を柴咲さんも萩原さんも魅力的に演じられていました。話はそれるけど、言葉がキツイと言うのは致命傷だよな~自分自身を振り返って思います(笑)。反省しよ。

でもまぁ、これは漫画(そして映画)だからね。実際に、ここまで他人に強烈な人は少ないだろうし。いとこ4人のキャラとしては、言葉が少ないリッキーと、大声で言い争うゆら&新音、物事をはっきり言うけど年齢ゆえかどこか危なっかしい汐路でバランスが取れてたなと思います。

そして、画面の端々からいとこ感があふれていた。しょっちゅう会っているわけではなくても、一緒に時を経てきた4人なんだろうなっていうのが見えたのが素敵でした。

朝晴め~!!!(笑)

松下洸平さん演じる車坂朝晴。代々の教えを守り、狩集家に生まれた天パの子どもを殺害することに使命感を覚えている男性。罪悪感は一切なく、むしろ崇高な任務だとさえ思っていそう。

彼の親たち(車坂家当主、真壁家当主)は、まだ殺害は罪だという認識があるみたいだけど、朝晴に関しては全く罪の意識がないところがまた怖い。

しかも、殺害のきっかけは「汐路ちゃんが言ったからだよ」他人を巻き込もうとするあたりがもう、見ていた本当に気持ち悪かったです(笑)。何言ってんだコイツ?的な気持ち悪さがあり、ミステリのドラマでいうならバスジャックの時に登場した煙草森運転手と同じ感じ。

しかももともとの殺害予定は天パだった汐路の父新音の母だけだったけど、4人乗っているとは思わなかった。汐路ちゃんが「2人で出かける」って言ったから、リッキーの父とゆらの母も死んじゃったんだよみたいな感じで押し付けてくる感じがもう……。キモイ。

朝晴も子供の頃にまだ柔らかいコンクリートに色々重いものを落とされ続けて大人になって固まっちゃってこうなったんだろうけど、それでもここまでとは……いやぁ~。心の底から嫌悪です。ってことで、松下洸平さん素晴らしかったです!(笑)

大隣署の刑事さんたち

エンドロールの後に映像が続き、大隣署の刑事さんたちのシーンがあります。映画自体は事件が解決して一件落着だけど、汐路が心に負った傷が大きくて、朝晴の人物がヤバ過ぎて、私的にはちょっと重たい感じだったのですが、最後に大隣署のシーン我路くんのシーンがあることで心がフッと軽くなった気がしました。なので私はエンドロール後のあのシーンたちはあって良かったな~って思っています。

出演者皆さん素晴らしかった&光ってた!!

ここまでお名前が出た方以外にも、鈴木保奈美さん、滝藤賢一さん、松坂慶子さん、野間口徹さん、でんでんさん、段田安則さん、門野卓造さん、松嶋菜々子さん……そしてそして登場時間は短いものの常に存在感を漂わせていた犬童我路を演じた永山瑛太さんなどなど、皆さん素晴らしかったです!

「伝説」をまとめたナレーションは松本若菜さんだったんですね!すごく引き込まれました。松本若菜さんと言えば、ドラマ版にも出演されていましたね。

パンフレットを買っていない(私は映画でも舞台でもパンフレットではなく独自の記念品を買うスタイルな)のでお名前が出てこない方もいらっしゃいますが、皆さん本当に素晴らしかったです!素敵な映画をありがとうございました!!

映画「ミステリと言う勿れ」とても良かったです!

大好きな作品、そして町田さんのファンになって初現場(自宅以外の場所ってことで)の映画「ミステリと言う勿れ」!私にとって思い入れのある大切な作品になりました。

リッキー好きだな~と思ったり(笑)、整くんの言葉にハッとしたり、整くんと広島の関わりとは?と思ったり、あとからあとから色々な思いが湧いてきたりで、劇場で観られて良かったです。

今回映画ですが、「舞台」のつもりでしっかり見るぞ!と意気込んでいました。舞台と違ってチケットが取りやすいので、気を抜くと「また見ればいいや」ってなってしまいそうで(汗)。大切に大切に……一球入魂で見てまいりました。

なので、映画「ミステリと言う勿れ」を次に見るのはテレビで放送されたときかな?1年後くらいかなぁ?その日を楽しみにしています!

今日は午後から漫画の広島編の続きを読むぞ~!これまた楽しみ。絹ちゃんとリッキー、どんな感じなんだろう???ドキドキしながら読み進めたいと思います!

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