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TVerで「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」を見た感想

町田啓太

先日の金曜日、ハマりにハマっている「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」通称「チェリまほ」のTVerでの配信がついに最終回を迎えました!

ということで、これまでTVerで見たドラマ同様、ブログに感想を残しておきたいと思います。

思います……なのですが、このドラマに関しては熱量がすごすぎて逆に書けない!どう書いても私の熱量は伝わらない!貧困なボキャブラリーと語彙力で、思いを言葉にすることができない!とすら思っています。それほどハマったドラマです。

なので、むしろこれまで見たドラマと同じように、むしろ通常営業で……通常営業を演じて……できるだけふつーに書てみようかなと心がけます。ということで、タイトルもほかのドラマの感想と同じにしてみました(笑)。

では、スタート!(※この先ネタバレ含みます)

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30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

↑のツイートにもある通り、現在TVerでは新旧150作品以上の名作ドラマが無料配信されています。以前もブログに書いた通り、別のドラマを見る予定でしたが内容が合わず5分で断念。その代わりに……と何気なく見はじめたのが「チェリまほ」の愛称で知られる「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」でした。

実はわたくし、本作についてはタイトルものすごく人気があったドラマだということしか知りませんでした。↑のビジュアルを見てもBLを扱ったドラマだとは気づかず(相変わらず注意力散漫)、オフィスでの恋愛モノかなぁ~と思っていたくらい。しかも誰が出演しているのかも特に気にせずに見始めました。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」のざっくりしたあらすじ

文具メーカーの株式会社豊川に勤務する、ちょっと地味でさえない感じ、なおかつこれまで女性と付き合ったことがない男性社員の安達清(赤楚衛二)29歳は、ある日先輩に「童貞のまま30歳になると魔法使いになっちゃうんだぞ~」とからかわれます。

都市伝説だと気にせずにいたのですが、30歳を迎えた日から触れた人の心が読めるという魔法を手に入れました。

ある日、顔も仕事も人柄も完璧な同期の男性社員 黒沢優一(町田啓太)と混雑したエレベーターに乗り合わせ、体が触れた際に黒沢が自分に恋心を抱いていることを知ってしまいます。

男性同士、なおかつアタックされる方は人の心が読めるという特殊能力がある2人の恋愛は果たしてどうなるのか?!

というお話です。メインの2人以外にも、黒沢の後輩 六角佑太(草川拓弥)、安達の先輩 浦部健吾(鈴之助)、安達・黒沢の同僚 藤崎希(佐藤玲)などの豊川メンバーや、安達の友人 柘植将人(浅香航大)、柘植宅の地域を担当する宅急便配達員 綿矢湊(ゆうたろう)など、色んなキャラの登場人物がいて、非常にハートフルな作品となっています(と思います)。

見終わったあとの余韻が良い作品

では、ここからは例のごとく思ったことを順不同で書いていきたいと思います。あ、そうそう。「チェリまほ」に関しては今回の感想とは別に、1話~12話までツボだったところなどを改めて書きたいなぁと思っているので、今回は全体的な感想に留めます。

さて、まず最初に感じたのが、ドラマを見終えたあとの余韻がとても心地良い作品だということです。BLがテーマになっているので、もしかすると苦手だと感じる方もいるかもしれませんが、私個人の印象としてはBLというよりもピュアなラブコメディだと感じました。

普通のドラマと比較しても、特別、男性同士だからという点を強調していなかったような気がします。男同士で白い目で見られる……的なシーンもなかったですし。

それよりも、黒沢が安達を思うまっすぐな気持ちや、黒沢の気持ちに戸惑いながらも黒沢を傷つけたくないと思う安達のやさしさなど、人を思いやる気持ちの大切さや尊さを改めて感じさせてくれるドラマでした。登場人物の成長も見られますし。

このドラマを見ていると、人に優しくなれる気がしますし、実際にちょっと優しくなったかもしれないとすら思います(笑)。

また登場人物に嫌な人がひとりもいない(取引先の社長でちょっと強引な方もいましたが、そのエピソードが重要なきっかけになるのでこの場合はしょうがないかと)のも見ていて心地よかった要因だと思います。

安達曰く「モテ of モテ」を極めた黒沢は、安達を好きになるまでは普通に女性が恋愛対象で女性と付き合っていただろうし、黒沢の気持ちに気付き黒沢を好きになるまでは安達の恋愛対象も女性だったろうし、この2人の場合同性しか愛せないのではなく、たまたま心から好きになった人が同性だったという感じなんですよね。

原作の漫画はまだ読んでいませんが、ドラマを見る限りでは男性だからとか同性だからとかは特に問題なくて、人が人を愛するピュアなストーリーだったと感じました。

絵面がうつくしすぎる件

ドラマを見ていて心地よかった要因に、とにかく絵面がうつくしすぎる点も挙げられると思います(笑)。上目遣いの安達を思わず「かわいいっ!!」と思ってしまうのは黒沢だけではないでしょうし、黒沢の笑顔を「いちいちかっこいいな」と思ってしまうのは安達だけではないでしょう。

多くの視聴者に宗教画と言わしめた3話のデコチューは、ほんっとうに美しくて何度リピートしたことかっ!角度っ、角度が……最高かっ!!!!!!とカメラワークを大絶賛するとともに、そこに黒沢の悲しみがあるからより神秘的に美しく見えるのでしょうね……。とか思ったりもしました。

黒沢を演じる町田さんに関しては、他のドラマ出演時よりもしっかり目にメイクをされていたように見受けられますが、しっかりメイクによって、より原作モノとしての違和感がなくなっていたのではないかなと感じました(上手く言葉にできないけど、漫画から二枚目が抜け出てきた的な?ま、そもそもメイク以前の問題で町田さんの顔の造りそのものが美しいのですけどね)

安達の動きが全部かわいい

黒沢がうつくしすぎるとしたら、安達は可愛すぎるのですが、安達のかわいい要素は顔・表情だけではなくてコミカルな動きも大きな影響を与えていると思います。

エレベーターホールで黒沢を見かけて慌てて隠れるところや、柘植との仲を誤解しかけた黒沢に弁解するところ、2人でいるところに六角が来て慌てて離れるところなど、「ここまでオーバーリアクションで驚くヤツ、いないだろう?」って思うほどオーバーなのに、赤楚さんが演じるとなんだかかわいい安達になるから不思議です。

漫画は読んでいませんが、漫画でもこんな風にコミカルに描かれているんだろうな、それを忠実に再現しているのだろうなと思わせられる動きでした。

あと、漫画が原作という点では、柘植の湊への萌えぶり挙動不審な感じもめちゃくちゃ良かったです。安達の動きや柘植のセリフ&動きはともすれば寒くなりそうなのに、どちらも役と作品にガチっとハマっていて2人とも……俳優さんってすごいなぁと思いました。

「黒沢100%」な町田さん

赤楚さんに「この人は黒沢の解釈が完璧すぎて怖い!(笑)」と言わしめた町田さんの黒沢優一。「黒沢が安達にサンドイッチをつくるとしたら?」の答えだとか、監督からの「安達と黒沢は左右どちら側に立つ?」への回答だったりとか(町田さん曰く、黒沢は安達が車道側にならない方に立つので右左は関係ないそうです(笑))、あとは完璧すぎるビジュアルとか(笑)、本当に町田さん=黒沢さんでは?と一瞬わからなくなる瞬間が……。

もちろんプロの役者さんなので、演じてああなっていることはわかるのですが、あまりにも町田さんの黒沢がハマりすぎていて町田さんが演じる黒沢に思いっきり惹かれました。最近ブログに町田啓太さんのことを書くことが多いですが、チェリまほきっかけでファンになったというわけです(時期はかなりズレてますが、あるあるですね)。

喜びも悲しみもあきらめも笑顔で表現する黒沢

私は黒沢の……というか、この場合は「顔」の話になるので正確には町田さんの……笑顔がとても好きなのですが、黒沢ってうれしいときはもちろん、悲しいときあきらめるとき辛いときなど様々な感情を笑顔で表現するんですよね。

以前ファンだった(今も好きですが)堺雅人さんが、かつて「喜怒哀楽を笑顔で表現する」と言われていましたが、黒沢もまさにそんな感じです。

悲しみを笑顔で表現されると余計悲しくなる……黒沢の恋が実りますように。黒沢の願いが叶いますように。と願わずにはいられませんでした。多分わたし、全編を通して黒沢がしあわせになりますようにっていう目線で見ていた気がします。

藤崎さんも好き~!てかみんな好き!

最初に書いた通り、登場人物がみんないい人。紅一点の藤崎さんは原作とは少し設定が違うようですが、自身は恋に興味がないものの、黒沢の安達への気持ちを安達よりも先に気付いていた視野が広く人を思いやる心を持つ素敵な女性です。佐藤玲さんの雰囲気とめちゃくちゃ合っていて、藤崎さんが登場すると私もホッとできるというかなんというか。

最終話直前、2人が別れを選んだ時に安達に言葉をかける藤崎さん2人のために花火を打ち上げる藤崎さんも素敵でした!

浦部さんは、普段は安達に仕事を押し付けるけど安達のやさしさをちゃんと理解していて、いざとなると優しい気持ちで接してくれる素敵な先輩。浦部さんの「あぁだぁちぃ~」を聴くと、通常営業な感じでうれしくなります。

六角は柘植には「チャラ後輩」なんて言われているけど、仕事に情熱を燃やし、人懐こくて友情に熱い素敵な若者。豊川に六角がいてよかったな~って本当に思う。飲み会での「王様ゲームって時代錯誤過ぎて引くんですけど」ってのもすごく好きでした。

柘植の少し固い雰囲気古風な言葉遣いがとても好き。いいキャラでしたよね。安達との最初のシーンで、2人が親友ってことがもう納得できる。湊のダンスの練習を見に行きたいけど見に行けないと2人で頭を抱えるシーンや、「友達の危機に駆け付けられないほど腑抜けてないは本当に好きなシーンです。

はもしかすると、恋愛パートを担当する4人の中で一番現実に近い恋愛を表現しているタイプかも?感情の動きや立ち居振る舞いがリアルな感じがします。年上の柘植を尻に敷いている感じも良かったです。

見終わっちゃうのが寂しい作品でした!

ちょっと前にもブログに書きましたが、実はTVerで3、4話の配信を見た後、我慢できずに一気に12話まで見てしまいました(こういう方多いようで、Twitterでも数名見かけました笑)。夜から見始めて途中で止められず、気づけば午前2時。いやぁ、やっちまいました。その後も何度もリピートしてるので、ちょっと生活リズム狂ったもんね(笑)。

見たい、でも見終わるのが寂しい。でも止められない。というドラマでした。これまで、私の中で特に印象に残っている大好きなドラマが何本があるのですが、「チェリまほ」は間違いなくその中の1本になりますし、実際に現時点で「1番リピートしたドラマ」です。

これからも色んなドラマを見ると思いますが、ここまで好きになって、見終わった後すぐにリピートしたくなるドラマに出会えるかな?もう出会えない気もするし、もし出会えたらそれはとても幸せなことだろうなと思います。

それくらいハマったドラマです。おかげで町田啓太さんのファンにもなれたし、毎日が楽しいです(笑)。

TVerでとうとう最終回まで配信されちゃって、いよいよ配信終了が近づいてきましたが、これからも私にとってずっとずっと特別なドラマだと思います。TVerさん、素敵なドラマと出会わせてくれてありがとうございました!

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