TVerで配信されていた「人は見た目が100パーセント」を見終わったので感想を書いておきます。
町田啓太さんが出演されているドラマですが、配信されるまで全くノーチェックでした。
でしたが……わたし、丸尾くん好きだわ！！！
ドラマ「人は見た目が100パーセント」の感想
「人は見た目が100パーセント」は、2017年に放送されたフジテレビのドラマです。主演は桐谷美玲さんで、水川あさみさん、藤原しおり（ブルゾンちえみ）さん、成田凌さん、町田啓太さん、足立梨花さん、堤下敦さん、鈴木浩介さん、室井滋さんなどが出演されています。
「人は見た目が100パーセント」あらすじ
製紙会社に勤めていた研究員の主人公 城之内純（桐谷美玲さん）は、会社の方針で部署ごと丸の内にある化粧品会社に移動することになりました。純と同じ職場で働く前田満子（水川あさみさん）、佐藤聖良（佐藤しおりさん）ら3人は、女子力とは無縁の生活を送ってきたので丸の内の化粧品会社といういかにもキラキラした職場への移動に躊躇します。
ですが逃げてばかりもいられない状況になり、3人で毎回テーマを決めて「ビューティー研究」に取り組むことに。3人ははたして丸の内OLにふさわしい女子力を手に入れられるのか？そして、恋の行方は？というストーリーです。（超ざっくり）
では、ここからはいつものごとく思ったことを思った順に書き連ねたいと思います。
最初はどうなることかと思ったけど……
女子力に欠ける女性たちが美を手に入れるために様々なテーマに取り組むドラマ。ファッション、ネイル、ヘアスタイル、浴衣、脱毛……。話のテーマは面白いのですが、正直1回目を見はじめたときは「キツイなぁ」と思いました。すみません。
同じ「美」を磨く系だと、少し前にTVerで見た「サバイバルウエディング」の方が洗練されていて、話も面白く感じたからです。
ですが、初回に水川あさみさんに笑わせてもらい、しばらくすると藤原しおりさんに笑わせてもらい、桐谷美玲さんの捨て身のコケる姿に笑わせてもらい……、ビューティー指導をする國木田（鈴木浩介さん）の強烈キャラかつ3人のことを思っての行動がクセになりで、だんだん面白く感じてきました。
回が進み藤原しおりさん演じる佐藤さんと町田啓太さん演じる丸尾くんの恋が芽生えそうな予感がし始めたころからは、次回配信が待ち遠しくなっていました。
最終的には、早く配信日にならないかなぁ～と待ちわびる気持ちと、私丸尾くんすごく好きだわという気持ちで、私にとっても印象深いドラマになりました。
3人の言ってることが本当によく理解できる(笑)
女子力と無縁で生きてきた3人は、自分たちのことを「女子もどき」と称していました。カタブツな純、昔はギャル今は妻であり母である満子、なんだかんだ自己肯定力がありそうな聖良とそれぞれキャラは違いますが、丸の内OLのキラキラ感には程遠いという共通点あり。
ドラマを見ている人たちは、丸の内OL側の岸根香澄（足立梨花さん）に共感できるタイプと、移動組の3人に共感できるタイプに分かれると思いますが、私は完全に後者。
私もかつてはヘアアレンジを試みてチャレンジしたことがあるものの、3人と同じような仕上がりだったし、ファッションも……。ビューティー研究での彼女たちのボヤキに毎回共感していました。
最終回、会社のパーティーでも自分たちなりに頑張った満子と聖良だけど、室井滋さん演じる上司には結構な言われようでしたね。でも、精一杯おしゃれしてる感があるあの姿、ものすごく親近感がある(笑)。実際、田舎の二次会や会社の〇〇パーティーとかでよく見かけるけどね、あの感じ（私含む）。
彼女たちがビューティー研究中に言うセリフは、見る人によっては「そんな大げさな！」と思うかもしれないですが、実際に深く深く共感できる人がここに1名おりますです。はい。
町田啓太さんの丸尾拓馬くんが好きすぎた
初回は見続けるのがちょっとキツイかもと思った上に、町田さんの出演シーンが短すぎてどうなることかともいましたが、だんだんドラマの面白さを感じ始め、それと同時に佐藤さんが丸尾くんを好きになってくれたおかげで町田さんの出演シーンも増えてきました。
町田さん演じる丸尾拓馬くんは、毎回なかなかの寝ぐせをつけたまま出社する素朴な理系男子。ですが、語り口や言動からやさしさがにじみ出ている人柄に好感が持てました。ファッションはどちらかと言うと……オタク系？な感じです。かつての秋葉原とかにいそう。
もしかすると出演時間はかなり短かったのかもしれませんが、私的には特に後半はどのシーンもアタリだと感じたのでしっかり町田さんを堪能できたドラマでもありました。
佐藤さんの脱毛シーンを見て思わず笑ってしまう（それでも控えめに）姿や、嬉しそうにスイーツの行列に並ぶ姿、気負うことなく佐藤さんをスイーツめぐりに誘う姿、純を心配して佐藤さんに話をするところなどなど、もうねぇ。すごい好き。町田さん云々を差し引いても、丸尾くんが好き。
あと、白衣の胸ポケットと腰ポケットにおびただしい数のボールペン（しかも黒ばっかりだったと思う）がささっているのを見たときは思わず吹き出してしまいました。なんでそんなに……。でも、丸尾くんのことだからきっと理由があるのでしょう。
素直で人のことを悪く思わず、人からどう思われているのかも興味なさそう。それでいて、実は素材が良い……。実生活でもごくまれにこんな人がいそうだけど、ものすごくいいキャラだと思います。
ということで、町田さんの丸尾くんと出会えてよかった！というドラマでした。
榊さんと彼に対する2つの思い
成田凌さんが演じた美容師の榊さん。初回からいい人っぽさを醸し出していたけれど、実は二股をかけて悪びれもせず、僕の全てを受け入れてほしいなんていう人でした。えぇ～？？？
なんてヤツだと思ったけど、二股を隠しているより、二股であることを隠さない人の方がいいのだろうか？いや、隠しているということは少なからず「悪いこと」という認識があるのでいつか辞める可能性があるけれど、隠していないということは「悪いことではない」という認識なので一生やめないかもしれない。
などと、色々考えてしまいました。まぁこの手の男性は実際にもいそうですし、言ってしまえば本人の自由なのでこちらがどうこう言う問題ではありません。
純は最初は驚いたものの結局は受け入れてしまい、純のためを思ってやめた方がいいというアドバイスをした満子に放っておいてくれと言い放つ。どちらの気持ちもわかりますね。
例えばですが、二股をかけられても全く傷つかない人もいるかもしれない。なんなら、自分も二股かけてるし、その時楽しければいいじゃない？みたいなタイプ。純がそういうタイプなら満子は何も言わなかったと思う。でも、満子は純がそういうタイプではなく、傷つくことがわかっているから止めたんですよね。
一方、純が言うこともごもっとも。私と榊さんの問題だから放っておいてくれというのもうなずける。もし私が満子なら、本人がそういうならどうぞご自由にと思うタイプ。ただ、その後ぜったいに彼のことを愚痴るなよとは思います。愚痴られても話を聴かないです。
そう考えるとやっぱり満子は優しいなぁ。あと、どっちの気持ちもわかるんでしょうね……少し戸惑い気味の佐藤さんの立ち位置も分かるような気がします。
最終回、会社のパーティーで純を見かけたときに丸尾くんが満子や佐藤さんに「声かけないんですか？」ってやさしく言う聞き方がなんかよかった。決めつける感じが無くて。と結局は丸尾くんの話になってしまいました。
私も研究仲間が欲しい！
このドラマを見て思ったのが、私もビューティー研究をする仲間が欲しい！ということです。いや、もう結構いい歳なので今更感強めですけどね。ここまであまり美を意識せずにやってきてしまった上に、最近は劇場に足を運ぶ機会もほとんどなくなってしまったのですっかり美意識が低下しています。
このドラマを見て、こんな風に色々美容を試しながら笑い合える友達がいたら楽しいだろうな～と思いました。大人になるとそれぞれが勝手にビューティー研究してるって感じですもんね。というか、丸の内キラキラOLの岸根さんたちと同じく、みんな人知れず努力してるんでしょうね。
そこに、努力もしていない私が一時の気持ちで割り込んだら、それこそドラマのシーンのように「そこ（床）に座って！！」って言って説教されそうです。だって本気なら、多分もうやってるもんねぇ。
でも、「美」についてともに頑張る仲間がいたら楽しいだろうなと思いました！
大好きなキャラと出会えてよかったです！
今日もハネてるハネてる！
「人は見た目が100パーセント」。最初はノーチェックのドラマでしたが、思いがけず町田さんが演じた大好きなキャラクターと出会えてよかったなと思いました。
女性陣もそれぞれ魅力的なキャラだったし、キラキラ丸の内OLの岸根さんもありがちなイジワルキャラではなく3人に良いアドバイスをしていたしで気持ちよく見られました。
3人のビューティー研究の結果が、最終的にはまだ発展途上というのもリアルで良かったです。そんな急に完璧にはなれないですよね。私もコツコツ頑張ろうっと。
今回もTVerさんに感謝です！
◆手っ取り早く垢ぬけるならやっぱり眉マスカラか？
