7月頃に「2023年夏ドラマ!現時点での感想と個人的ランキング」というブログ記事を書きました。それから時が流れて、一応私がチェックしていた7月スタートの夏ドラマが全て終わったので、見終わった感想をランキングとともに残しておきたいと思います。
2023年夏ドラマ感想&個人的ランキング
- 真夏のシンデレラ
- 転職の魔王様
- シッコウ!!~犬と私と執行官~
- こっち向いてよ向井くん
- ハヤブサ消防団
- この素晴らしき世界
- トリリオンゲーム
- 警部補ダイマジン
- VIVANT
- CODE-償いの代償-
2023年の夏ドラマは上記の10本をチェックしていました。ちなみに上記の順番はランキングではなく月曜日からの曜日順です。NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」も見ていますが、まだ終わっていないためこちらには入れていません。
以降、かっこ書きの数字は7月末に書いたブログでの中間発表ランキングの順位です。では1位から行ってみよう!
1位:VIVANT(前回1位)
私的2023年夏ドラマランキング第1位は「VIVANT」。もうぶっちぎりの1位でした。初回から最終話まで失速することないテンポの良さ、なおかつ豪華俳優陣にそれぞれの見せ場があって見ごたえがありました。
おもしろいドラマでも最終回の1つ前の話はどうしてもクライマックスの序章になるからか失速しがちだと思うのですが、VIVANTは違いました。
乃木と別れ別れになってからのノゴーン・ベキの半生を描いた回は、その1本だけで映画を見たかのような充実感すらありました。
出し惜しみすることなく、こんなにポンポンと話が進んでいいの?!と思うくらい贅沢なドラマだったなと思います。最終回の1週前にあったスペシャル番組も面白かったです。
俳優陣は堺雅人さんをはじめ演技派が多く、また個人的にも好きな方がたくさん出ていてうれしかった。このドラマで初めて知ったチンギス役のバルサ(バルサラハガバ・バタボルド)さんも好きだったし、ドラムさんも良かったです。
ドラマのラストは続編を期待させるような終わり方でしたし、「3部作」といううわさもチラリと耳にしたのでまたVIVANTの続きが見られることを楽しみにしています。
2位:CODE-償いの代償-(前回2位)
第2位は「CODE-償いの代償-」。こちらも最初から最後までテンポが良く、どうなるの?というハラハラ感を持って楽しめました。ただ「VIVANT」と違ったのは最終回の1話前がイマイチ面白くなかったことですかね?
物語の前半で主人公が信頼していた人々がどんどんいなくなってどうなることかと思いましたが、最終的にはCODEの消滅までこぎつけてよかったです。ですが……。CODE(人工知能?)が自らの力で復活したような感じだったので、結局CODEは続くのかもしれません。
そして一件落着……と思わせて主人公が刺されたのが、いかにも原作が海外モノって感じでしたね(ラストの設定が日本オリジナルだったらすみません)。確か私が好きだったドラマ「魔王」もこんな感じの終わり方だった様な気がします(これまた違っていたらすみません)。
CODEは「ハヤブサ消防団」と僅差で2位になったのですが、その理由は初回からラストまで録画したら間を開けずにすぐに見たいと思えたドラマだったからです。面白かったです!
3位:ハヤブサ消防団(前回5位)
第3位は「ハヤブサ消防団」。初回から最後までクオリティは安定していたような気がします。前述の通り「CODE」と僅差だったのですが、「ハヤブサ消防団」はなぜだかドラマの存在を忘れていることが多くて、録画からしばらく経ってから見ることが多かったです。と言うことは、そういった意味では印象に残ってなかったのかなと思い3位になりました。
出演者も豪華だし皆さんお芝居も上手だしストーリーも面白いしで文句のつけようがないのですが、ただ後半の2~3話とラストが失速気味だったように感じました。最後の着地点もイマイチ驚きも感動もないですし、急に真鍋が屋根の上から狙撃するのも違和感が。太郎くんは助かっただろうなというのも想定内でした。
「ハヤブサ消防団」の出演者では、何気に中山田さんのキャラが好きでした。
4位:こっち向いてよ向井くん(前回8位)
第4位は「こっち向いてよ向井くん」です。前回の途中経過の記事では「期待外れナンバーワン」と言っていましたが(失礼しました)、「向井くんが勘違い野郎で振られる」というパターンは2話で終わり3話から普通に連ドラ風になったのでそこからは面白くなりました。
ただ、出てくる女性キャラが私から見ると全員めんどくさいヤツで、それこそ女性のメインキャラでこの人は良いと思えたのは向井くんのお母さんだけでした。
一番苦手だったのがまみん。美和子も洸稀もなんだかなーな感じで、「はぁ?何言ってんだ?」と思うこともしばしば。女性視聴者の好感度を狙いに行き過ぎてるようなドラマに思えました。もし私が月~金で働いていて、水曜という週半ばの疲れたときに見たいドラマかな?というとそうではなかったです。
正直、赤楚さんが出ていなければ1話でリタイアしていたドラマですが、3話から少しずつ面白くなってきて、「ん?」と思うところ(主に女性キャラのセリフの内容)があっても乗り掛かった舟で最後まで見た、と言う感じです。
5位:シッコウ!!~犬と私と執行官~(前回6位)
第5位は「シッコウ!!~犬と私と執行官~」です。昔、織田裕二さんのファンだったので懐かしさもあり、時の流れを感じたりもあり(笑)。伊藤沙莉さんをきちんと見たのは初めてだったのですが、私伊藤さん好きです。声もいいですね。
シッコウは母がお気に入りなので最後まで見続けた感じで、個人的にはどうしても見たいとか続きが気になるという感じではなかったのでこの順位となりました。母が好きだった理由は、ハラハラせず安心して見られるドラマだったからだと思われます。
1話完結なので見やすかったですし、今日は真剣に見ていないので話があんまりわからないという時があっても翌週からまた問題なく見られるのも気軽でいいなと思いました。執行補助者の長窪さん好きでした!
6位:転職の魔王様(前回4位)
第6位は「転職の魔王様」です。実は6位以降は途中リタイアしています。「転職の魔王様」は見ていて面白かったのですが、全部を見終わる前にほとんどの夏ドラマが終わってしまったのでだったらもういいか……と思って見るのを辞めました。たしか6話くらいまでは見たと思います。
成田亮さんと小芝風花さんのバディも良かったですし、ストーリーも面白かったのですが、この時期テレビドラマだけではなくTVerのドラマも見ていたので時間が足りませんでした。1話完結なので「続きが気になる」と言うこともなかったことが、途中で辞めてしまった理由かもしれません。
7位:真夏のシンデレラ(前回9位)
第7位は「真夏のシンデレラ」です。間宮祥太朗さんが出ているので見始めたのですが……5話(か6話)でリタイアしてしまいました。最初から私が見終わる回までずっと見ていて恥ずかしかったドラマです(失礼)。あの女性3人の「シュシュシュ」も恥ずかしかった(汗)。
あと、メインキャスト8名の中で森七菜さんと吉川愛さん、白濱亜嵐さん以外は、みんな下手に見えました。間宮さんは下手ではないんだけど、いつもならもっとうまいというかなんて言うか……。
なんでだろう?確かにもともと演技派ではないと思っていた方もいらっしゃるのですが、普段は下手じゃないと思う俳優さんも下手に見えるんですよね。ストーリーとセリフのせいかな?
とにかくセリフも恥ずかしい、シチュエーションも恥ずかしい、芝居も恥ずかしい(失礼)で、間宮さんが出ているで頑張って途中までが見ましたが、ドラマってガマンしてみるものじゃないなと思って結局リタイアしました。
前回9位だったので多分最初から苦手なドラマだったんですね。そして今回順位が上がった理由は、8位以降のドラマよりも多くの話数を見たからでした。
8位:トリリオンゲーム(前回3位)
第8位は「トリリオンゲーム」です。前回は3位、ブログでは「1話までしか見てないけど、想像以上に面白い!!」と大絶賛していたのですが……2話を見たときにそれほど面白いと感じなくて、結局時間もないしで3話以降見ずに消去してしまいました。
ただ、1話目は面白かったので「警部補ダイマジン」より上位の8位となりました。
9位:警部補ダイマジン(前回7位)
第9位は「警部補ダイマジン」です。結構見る前は期待していたのですが、2話まで見た段階で「あまり面白いと思えないな」と感じていて、3話の冒頭5分で「やっぱりもういいや」と思って消去しました。
同時期に見ていた「CODE」がストーリーがどんどん展開していくことに対し、「警部補ダイマジン」は謎ばかりで全然話が進まなかったように感じました。その辺りが「もったいぶってる」と感じたというか、一つのネタを引っ張りすぎに感じたというか……。
「CODE」も「VIVANT」も情報量が多かった(謎がすぐに解けてまた次の謎へとどんどん展開していく)ことに対し、警部補ダイマジンはひとつの情報をうす~く伸ばして(謎が解けないまま足踏み状態)いると感じてしまいました。
10位:この素晴らしき世界(前回10位)
第10位は「この素晴らしき世界」です。前回のブログで「1時間が長く感じた、もしかしたら2話は見ずにリタイアするかもしれない」と書きましたが、結局その通りになりました。
テレビドラマだけなら見られたと思うのですが、ちょうどTVerで見たかったドラマがいくつか放送されたので「この素晴らしき世界」を見る時間がありませんでした。結局1話のみの視聴となりました。
2023年夏ドラマの感想と個人的ランキングでした!
以上、2023年の夏ドラマの感想と個人的なランキングでした。好き勝手言ってしまいました。ドラマ関係者の皆様、各ドラマや出演者のファンの皆様すみませんでした。
振り返ってみると私的にはVIVANTがぶっちりぎの夏ドラマでした。毎週楽しみにしていたし、毎週楽しかった。泣けるシーンもあったし笑えるシーンもあったし。ドラムやチンギスなどの、今回初めて知った俳優さんもいて、そういった意味でも楽しかったです。
10月になると秋ドラマが始まりますね。そろそろ予告なども流れ始めました。今度は1日1話見て追いつくくらい……ということで7本くらいに絞ろうかな?と思っています。見たいものが多かったら見ちゃうかもしれませんが。
秋ドラマも楽しみです!
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