戸惑いの惑星の感想&ストーリー!トニセン舞台ネタバレあり☆

公開日: : 最終更新日:2017/04/19 V6, ジャニーズ

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2017年1月26日(木)

東京グローブ座で公演中のトニセン舞台、

戸惑いの惑星~とまどいのほし~

を観劇しました!

 

その感想を語りたくて…語りたくて…

と言っても、気持ちが強すぎてうまくまとまるかわかりませんが、この気持ちを忘れない為にも舞台の感想をまとめておこうと思います。

そして、この先はストーリーやその他、ネタバレの宝庫です。

(●´∀`)ノ+゜*。゜喜+゜。*゜+ ネタバレの宝石箱やぁ~!()

なのでこの後に観劇を控えている方で、ネタバレしたくない人は、よろしければ観劇後に見に来てください。

ネタバレ大歓迎、てか、むしろ知ってからじっくり見たいという人はこのままどうぞ。

ちなみに個人的にはネタバレせずに見に行って良かった…と思っております。

 

と、書きましたが、ストーリ―が長くなりすぎて、感想までたどり着きませんでした(;´∀`)。

感想はこちら → ☆【戸惑いの惑星】感想☆ネタバレあり【トニセン舞台坂本長野井ノ原】☆

 

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戸惑いの惑星 ストーリー

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 → 公式サイト 裸体の彼らか迎えてくれます( ̄ー ̄)ニヤリ

 

こんな舞台だったの?

まずは作品の全体的な感想から。

普段私は舞台の感想を書くときに、あらすじなどはほぼ書かず、役者さんに関する感想をだだだだだーーーーーと書くタイプです。

ただ、今回は色んな意味で衝撃を受けたので、こんな舞台だったよってことも書いておこうと思います。(ちなみにあらすじをまとめるのは超絶下手です)

 

戸惑いの惑星は一言では言い表せない舞台、先入観なしで観てもらった方がいい、と演者であるトニセンの3人が言っていた通りの舞台です。

無理やり言葉にすると、やっぱり「音楽劇」としか言いようがない。

 

「ミュージカルでもないしライブでもない」でも「トニセンの曲だけを使ってる」ということだったので、曲がたくさん出てきて、半分ライブみたいなものを想像していました。

結果、ストーリーがしっかりとある…いや、むしろストーリー重視の舞台でした。

ではミュージカルじゃないの?って思うかもしれませんが、ミュージカルよりも曲が少ないし、なによりダンスがほとんどありません。

やっぱり表現するなら音楽劇というのが的確かな、と思います。

 

ちなみに観劇を終えた人の中で、私のようにネタバレしない方がいいっていう人が多いのですが、それはただ単に「トニセンが金管楽器をやる」とか、「長野くんが女装してる」とか、「こんな曲を使ってる」(これは知っても平気、知りたくないは個人で別れると思うけど)などの小さな話ではなく、もっと大きな…壮大な観点からのネタバレだと思います。

今回、ネタバレなし、感想まとめ!とか書いている記事にも、私からすれば壮大なネタバレやん…って思うものがいくつかありました。

幸いなことに、観劇日が公演初日から間もなくだったので、私は知らずに観劇できました。

ちなみに私が思う壮大なネタバレは「泣いた」という感想です。

これ、ネタバレっぽくないけど、私のようにまさか泣けるストーリーだとは露ほども思ってなかった人にとって、また途中までのストーリー展開からすると壮大なネタバレですね。はい。

 

戸惑いの惑星 ストーリー

【後日追記】

大阪公演を観に行って、今までちょっとあやふやだったところが判明したものに関しては赤字で書きたしました。

しかも、ところどころシーンの順序が違っちゃってるなぁ~と思いましたが、修正できるほど明確に覚えていないので、このままで!すみません!

【追記ここまで】

あらすじをかけない私が、むりやり書いてみようと思います。

と、思ったらあらすじではなく長ったらしいストーリーになってしまいました。

ストーリーは大体こんな感じですが、場面展開がクルクル変わるので、順番が前後しているかもしれません(;’∀’)

さらに、こまかな解釈は違っちゃってるかもしれません(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)

 

トニセンの坂本昌行、長野博、井ノ原快彦として舞台に登場。

まるでトークショーのようなラフさで、観劇前の注意事項を語ります。

その途中、手渡される1通の手紙。

最近手紙で痛い思いをしたから開けるのが嫌だという坂本くん。

自分も手紙で痛い思いをしたので開けたくないという長野くん。

いのっちが開封すると、中には「戸惑っていることはありますか?」

それに答えるように、長野くんは宇宙の神秘に戸惑っていて、坂本くんは良く当たる占いって、本当は変えられない運命ってことだから当たるわけでしょ?じゃあ生きてる意味って何?って戸惑っていて、いのっちは無意識のうちに…記憶がないのに、自宅に帰っていたり、駅前のコーヒーショップでコーヒーを飲んでいたり、友達の家にいることに戸惑っている。

その中でも、この間なんてディズニーランドの秘密のレストラン、クラブ33にいたんだよ…。でも夢だったけどね、という話。

夢の中のクラブ33でトイレの扉を開くと、中は水面にうつる星空が広がって、慌ててスタッフさんに状況を確認しようとすると今までスタッフだった人が全員ミッキーになっていたそう。

いのっちが「ミッキーは世界で一人でしょ?」と確認すると、「では、いのっちは世界でたった一人ですか?」と言い返される。

「当たり前でしょ!」と答えると、坂本、長野の両氏が「俺だっていのっちだ」、「いや俺がイノッチだ!」と言い出して、イノッチが「みんながいのっちだったら、俺誰なんだよ!」

坂本・長野「はせっちでしょ?君は長谷川でしょ?」

と言う所からストーリーが始まる。

長谷川は、自分が誰なのかわからなくなる病気を抱えていた。

 

最初はトニセンの3人だったのが、こんな流れでいつの間にか、三池(坂本)、由利(長野)、長谷川(井ノ原)に擦り替わってストーリーが始まる。

3人の関係性は、学生時代「顔と名前が一致しない程度」の知り合い。

 

三池は学生時代から絵がうまく、画家を目指していた。卒業間近に転校してしまったので、2人のことは良く知らないけれど「なんとなく」覚えている。画家と言ってもインスピレーションが降りてこず全く絵を描いていない。今は、修行として街角で似顔絵を描いている。

由利は大学の超心理学部に勤める「奇跡」を追求する研究者。幼いころ、テレビでユリ・ゲラーのスプーン曲げを見ている時に母親もスプーンを曲げてしまったこと、音楽をやっている妹に「音の波形でも人の心を動かすことができるのだから、お兄ちゃんの研究しているような奇跡が現実に起こってもおかしくない」と応援されている。

長谷川は小さなころから文章を書くのが好きで小説家を目指していた。ところが127社からの不採用通知を受け取り、小説家ではなく「手紙代筆業」が向いていると言われ、他人の書きづらい手紙を代筆する仕事をしている。他人の手紙を書いてはいるが、自身は学生時代大好きで大好きでしょうがなかった人に手紙を書いたけれど、結局宛名すら書くことができず、出さずじまいだったという切ない思い出を持つ。

 

そんな三人が集まったのは倉庫を改装したような場所「スタジオ33」

差出人不明のメールによって呼び出され、「もしかしてお前長谷川?」、「もしかして由利?」とお互いを認識する。

メールの差出人は現れず、その代わり、箱の上に置かれた一通の手紙。開封すると、箱を開けるよう指示があった。中には、トロンボーン、ホルン、フリューゲルホルンと楽譜が入っていた。楽譜をもとに音楽を奏でてみると、みんな過去にどこかで耳にしたことがある曲だった。(今回のためにつくられたChange Your Destiny)

 

長谷川の病状は日を追うごとにひどくなり、出会ったころに比べると会話もままならなくなってきた。一足先にお見舞いにきていた由利に、長谷川が丸1日くらい眠り続けていることを聴かされた三池。さらに由利は長谷川が書いていた小説をみつけ、一緒に読んでみようと持ち掛ける。

本人の承諾を得ずに小説を読むことに躊躇しながらも、結局病院のベンチで2人で読み始める。そしてここから、小説の中のストーリーとなる。

 

長谷川は小説家を目指すものの、どの出版社でも受け入れてもらえなかった。それでも、華麗なるギャツビーを書いたF・スコット・フィッツジェラルドは、127社目で採用され、デビュー作は3日で完売したと励まされる。その奇跡を頼りに小説を100作以上作り続け、出版社に持ち込み続けたが、とうとう127社目で「きれいに書けているけれど、これは小説とは言えない。君は手紙代筆が向いている。興味があればこの住所に行ってみるように」と言われる。

望みの綱だった127社目も不採用となり手紙代筆業を始める決意をして、その住所に向かう途中に似顔絵を描いている三池を見つける。話を聞くと、画家を目指しているもののそれだけでは食べていけないので、修行代わりに似顔絵を描いて稼いでいるとのこと。

確かにその絵は修行というにふさわしく、似顔絵と言いながらも本人とはちっとも似ていない。心の奥から湧き出たような、独特の絵だった。目で見た顔を書くのではなく、相手をじっと見つめているうちに内側から沸き上がってくるものを書いているのだそう。中には、阿修羅のような顔を書かれ、激怒して帰ったお客さんもいた。ちなみに料金は白黒で1,000円、色付きで3,000円。

由利はとある大学の超心理学部で研究者として勤務している。昔は人気のあった学部だがどの学校でも廃部が相次ぎ、今では明治大学とこの学校だけにしか残っていない。しかも、研究内容に対しては世間からあまりいいイメージを持たれておらず、予算も下りないのでやりたい研究がなかなかできない。

年配の教授(井ノ原)に「今ではこの学部は君と僕の2人だけ。前から不思議に思っていたけど、どうして君は辞めないのか?」と質問される。むかし母親がスプーンを曲げたことから奇跡に興味を持ち、さらに音楽をやっている妹からも応援されているので諦めたくないとのこと。

 

長谷川は手紙代筆業を始めた。甘いラブレターのような内容はごくまれで、大体は気が重くなるような内容や、上司や義理の親などの気を遣う相手への手紙ばかり。最も気が重いのは、督促したり依頼をする手紙。例えば、音がうるさいからもう少し静かにしてほしいなど…。

お客さんの中には、無茶な要求をしてくる人もいる。例えば夫に真実を伝える内容の手紙を依頼したマダム(長野)。ドスの聞いた果たし状を、漢字多めで書いてくれという強面(こわもて)の男性(坂本:まさしくセカンドバック昌)。

苦労しながらも、他人の手紙を代筆している。他人に成り代わって手紙を書き続けると、自分の人生がどこかへ行ってしまうような感覚を覚えた。今、抱えている病気の自分が誰だかわからなくなると言う症状の悪化も、少なからずこの仕事が関係していると思っている。早くやめなければ…と。

 

病院のベンチで、三池と由利はこの小説の内容に疑問を覚える。何故ならここに書かれている事柄は、実際に自身たちに降りかかったことだからだ。でも、三池が似顔絵を描いていることを長谷川は知らないはずだし、当事者以外に誰も知らないはずの由利と教授の会話もそっくりそのまま小説として書かれているからだ。

 

 

ある日、由利の研究所に三池が表れる。ただ、お互い知り合いだと認識はしていない模様。

由利は、「あなたの絵には不思議な力がある。研究のために話を聞かせてほしい。」と言い、三池に絵をかいてもらった人が次々事業で成功し、大金を掴んでいる話をする。しかも一人ではなく何人もに同じ現象が起こっている。今では噂になって、三池を探して絵をかいてもらう人もいるほどだそう。実際に三池の絵を科学的に分析したところ驚くべき結果が出たのだが、三池は「科学的に分析してなんかほしくない。他を当たってくれ!」と怒って帰ってしまう。

 

その後、由利は研究員の仕事を辞めることにした。応援してくれていた妹が病に侵され亡くなったと言うのだ。しかも気付いたときには余命半年、その事実を誰にも告げることなく一人で抱えていたと。教授は、応援してくれていた妹さんのためにも研究を続けるべきだと言うが、由利はもう一つの理由もなくなってしまったという。母(坂本)から手紙が届いたのだ。

母の手紙には、「こんな時にこんなことを言うのはいけないかもしれないけれど、四十九日も終わって落ち着いた今こそ言います。家に戻って跡を継いでくれませんか?お父さんも高齢になったので、あなたが帰ってきてくれればどれだけ安心できることか。しかも研究内容が世間からあまり良くない印象を持たれているという話を聞くたびに心配になります。そして…、実はスプーン曲げについてですが、みんながテレビに夢中になってる間にテーブルの角に強く押しつけてスプーンを曲げたのです。騒ぎになって言い出せなかったことと、まさかこんなに長い間あなたが信じ続けるとは思わなかったんです。」と書かれていた。

妹の応援、母の超能力、研究の支えになっていたどちらをも一気に失って、仕事を辞めて家に戻る決意をしたのだった。

ただ一つ気になることは、妹が残したものの中に宛名のない封がされたままの手紙が一通残っていたことだった。そのことを教授に話すと、宛名のない手紙は永遠に宇宙をさまよい続けるか、誰もが想像できない形で本人の元に届くだろうと言った。

 

由利が一軒のバー「ジャズクラブ33」に入るとそこにはカウンターで酔いつぶれた三池の姿があった。(このときは、研究所から怒って帰ってしまった関係性のまま)

研究所での一件もあり由利が気を効かせて席を移動しようとすると、三池が聞いてほしい話があると言う。この間研究所で言われた話は本当だった。あの後、着慣れない高価なブランド物の服に身を包んだ男性が表れて、似顔絵を描いてもらったおかげで事業に成功して大金が手に入った。せめてものお礼だといって封筒を渡された。断ったけれど押し付けられて、後で中身を見ると大金が入っていた。

こんな大金の使い道がわからない。とりあえず、お酒でも飲もうと思ってこのバーに来ると、トロンボーン(かな?)が置いてあった。マスター(井ノ原)も昔楽器をやっていたそうだ。せっかくだからちょっと演奏してみようと思って、懐かしいあの曲を演奏していると、突然扉が開いて一人の女性が入ってきた。

二人は瞬く間に恋に落ち、一緒に過ごした。(曲:sing!)街角で絵を描く三池の姿を、彼女はうれしそうに眺めていた。そんなある日、三池は欲が出て彼女の絵を描かせてほしいと頼んだ。了承の合図に微笑んだ彼女の似顔絵を描くと、その絵を見て彼女は怒って帰ってしまった。もちろん三池の絵が普通の似顔絵とは違うことを知っていたのに。

彼女を納得させられなかったのが悔しくて、もう一度書かせてほしいとお願いした。2度目の絵を見た彼女は、氷のような涙をこぼしその日以来姿を消してしまったと言う。

その後彼女から一通の手紙が届く。そこには、こんなことが書かれていた。「私は記憶を失っていたのです。でも、あなたが書いてくれた似顔絵を見た瞬間、記憶がよみがえりました。私が生きている世界は別の世界です。私の生きる世界にあなたはいません。なので私はあなたの元を去ります。」と…。

三池の話を聴かされた由利は、退職願を出して研究者を辞めたのでもう研究することはないと告げる。

 

そして、二人は原稿を一旦読み終える。そう、ここまでは長谷川が書いた小説の世界だった。

原稿を読み終えた由利はとある異変に気づく。書かれている内容は、ほんの昨日の出来事だったのだ。退職願いを出したことは母にも、誰にも話しておらず、ましてや丸1日眠っている長谷川には、事実を知ったところで書く時間がなかった。教授とのやり取りも、まるで聞いていたかのように事細かに書かれていた。

唯一考えられることは、人は無意識下では繋がっていて、誰かの無意識を感じ取ることができるらしいということ。長谷川が三池や由利の出来事を無意識のうちに感じ取っていたとすれば、書けないことはない。ただ、時空を超えなければ書けないけれど…。

由利が三池に今絵を描いているかと尋ねると、絵は辞めて塗装業をやっていると言う。壁にペンキを塗っていると。彼女が三池の元を去ってから、人を見ても何も浮かばず、似顔絵が描けなくなったというのだ。

さらに現実では、由利は三池以外の別の画家に研究の依頼をして怒られたことがあり、三池は由利とは違う研究員に研究させてほしいと依頼されたことがあるという。

三池と彼女との別れ方も小説に書かれている通りだし、貰った手紙の内容は一字一句違わず小説に書かれているのは間違いない。今手紙は手元にないけれど、マスターという証人もいる。

マスターにも確認してもらおうと思ったら、ついさっきまでいたはずのマスターは消えていた。しかも、よく考えると由利はこの店に来たことがないと言うことに気づく。さらには、今ここで小説を読み終わったけれど、最初に小説を読みだしたのは病院のベンチ。だとすればここはどこ?

由利は、もしかすると…小説の中に入り込んでしまったのではないかという仮説を立てる。

その証拠に、小説はその後の続きが白紙になってしまっている。小説の中には小説が存在できないので、パラドックスが生じたという説だ。怖くなった三池は、早く帰ろうと言う。ただ、出口が全く見当たらない。あるのはただ一つ、トイレのドアだけ。

 

由利が三池にそのトイレのドアを開けるように言う。三池は何も疑わずにトイレのドアを開けると、洪水のような大音響と光が発せられた。その瞬間ドアを閉じる三池。由利は、もう一度今度はゆっくりドアを開けるように言う。三池がゆっくりとドアを開けると、やさしい光に代わっていた。由利は目を背けたまま、その状況をどんどん当てて行く。その状況とは、冒頭で「いのっち」が言っていた、クラブ33のトイレの中と同じ状況だったのだ。

一旦ドアを閉め、どうすれば元の世界に戻れるのかを考える。由利が立てた仮設では、宇宙の(地球のだったか?)外側に来てしまったようだ。出口はあのトイレのドアしかない。無意識下(潜在意識)で必ず戻れると信じれば、この店から出て現実の世界に戻れるはずだと言う。強く願って、ドアを開けると…

そのドアから長谷川が表れ、勢いよく入ってきた。

(~ダンスと歌(ちぎれた翼…だったかな?順番が……~のちに長谷川はハケる)

 

バーに残された一通の手紙と小箱。

由利曰く、ここから出るためのキーワードだと思うとのこと。手紙と小箱、どちらから開けるかという話になった時に、三池は「手紙で痛い思いをしたからできれば後に取っておきたい」という。由利も母から受け取った手紙が良いものではなかったので、まずは箱から開けることにする。箱を開けると、やさしい音楽が流れるオルゴールだった。

この曲は…そう、3人が初めて会った日に演奏したあの曲だった。そして、バーで三池が演奏していたのもこの曲。もっと聞きたいと思ったのも束の間、オルゴールの音色はあっけなく消えてしまった。由利曰く、この曲を1回だけ聴かせるためのオルゴールだったのではないか…と。(ここで手紙を開いたか…どうか…結構肝心なキーワードなのに記憶が………) ここで開いた手紙の内容が↓

 

 

長谷川の一人語り手紙(回想シーン)となる。舞台上には三池、由利もいる。

手紙代筆業と病気は無関係ではなさそうだ。早くやめなければいけないと思っていたある日、一人の女性が依頼にやってきた。僕はその女性の顔を、何度も何度も見直した。それは、かつて学生時代に好きだったけど、手紙を出せなかったあの彼女だったのだ。断れるはずがなかった。何故なら、まだ大好きだったから。

彼女は愛する人に手紙を書きたいけれど、なんて書けばいいのかわからないと氷のような涙をこぼす。彼女のストーリーは学生時代にまでさかのぼる。入学してすぐに3年生の先輩に恋をした。吹奏楽部にいた彼女は、先輩への思いを曲にした。その曲は認められて吹奏楽部で演奏されることになった。その曲を耳にした好きな先輩が、ステキな曲だから譜面を貰えないかと言ってきた。これは告白のチャンスだと、手紙を書いた。でも出せなかった。先輩は卒業間近に、父親の仕事の都合で転校してしまったのだった。

学校を卒業して、音楽の仕事についた。そしてある日、後半年の命だと言うことを知る。町をさまよっていると、通りに面した地下のバーから聞き覚えのある曲が聞こえた。そう、学生時代先輩を思って作った曲だった。まさかと思ってドアを開けるとあの憧れの先輩がいた。すぐに恋に落ち、夢みたいな日々だった。そんなある日、彼は自分の似顔絵を描きたいと言った。出来上がったものを見ると阿修羅のような顔だった。

そして、以前阿修羅のような似顔絵を書かれた男性が、帰り道に交通事故にあって亡くなったことを知る。彼の絵にはやはり不思議な力が宿っていることを確信する。彼はもう一度似顔絵を書かせてほしいと頼んできた。出来上がった顔を見た瞬間、やっぱり自分は死んでしまうのだと直感したと言う。彼を傷つけずに彼の元から去りたいと言う。そこで長谷川は、彼女が記憶を失っていたという話を作り上げた。そして彼に送ったのだった。

 

三池がバーで出会って好きになった女性、由利の妹、長谷川の初恋の相手で今でも想い続けている人は、全て同一人物だったことが分かった。

 

そしてあの曲は、由利の妹が作った曲だったのだ。何故なら、有名な曲でもないのに3人が知っているのだから。三池は楽譜を手にいれているし、由利は妹が作曲したので聴かされたことがある。長谷川は好きな人が作った曲だから、譜面を手にいれていてもおかしくない。だから、3人とも知っているのだと。

三池と由利は、もしかするとあのメールの差出人は記憶が無くなるまえの長谷川ではないかと思いつく。三池と由利、そしていずれ記憶がなくなり覚えていられなくなるであろう自分宛てにメールを出したのだと。

 

由利が一通の手紙を取り出した。妹が残した封をしたままの宛名のない手紙。これはきっと三池に宛てた手紙だと三池に渡す。教授が言った通り、誰もが想像できない形で本人の元に届いたのである。

手紙には、伝えられないけれど書かずにいられなかった彼女の気持ちが書かれていた。「私をかわいそうだと思わないで。出会えなかったはずの運命を、あなたと出会う運命に変えることができた。幸せだった。そして今でも幸せです。」と書かれていた。

 

~曲:days~tears of the world~(多分…(;’∀’))

シーンは病院に戻る。

長谷川はまだ自分のことを誰だかはっきりわからない状態だけど、目は覚めたようだ。三池がお見舞いに来ていた。あれは夢だった、と自分に言い聞かせるようにつぶやきかけた時に由利が登場し、あれは夢だったと言い切る。そこで長谷川が、「そういえば2人とも僕の夢に出て来たでしょう?自分のことはよくわからないけど、2人のことはよくわかる」という。

三池は筆を握り、長谷川に似顔絵を書かせてくれという。出来上がった絵を見て長谷川は、「これが僕?」「これは(が)僕だね(よ)」(的な肯定の意味)という。

そして、退職願を撤回した由利は、この不思議な奇跡を解明して見せると誓った。

(最後がこれでいいのかあやふや~)

 

最後はそれぞれ楽器を吹きながら、Dahliaを歌いメンバー紹介をして終了。

カーテンコールでトニセンとして、少しお話をしてくれます。

 

ちなみにストーリーの中で、ここで歌いましたと入れられなかったけれど「不惑」と「オレじなきゃ、キミじゃなきゃ」も歌いました。

比較的早めの段階。

どの曲もそうだけどストーリーに合わせてかなりアレンジされており、不惑はCDよりも戸惑いの感情が強く出ていて、オレキミは切ない歌になっていました。

 

後半は号泣してたし、しかも嗚咽を漏らさないように、鼻をすすらないように気を付けていたので、どんどん頭が痛くなってきてボーっとしてました(;’∀’)

まさか泣けるストーリーだなんて、露ほども思ってなかったので、最後パズルのピーズがどんどんはまっていくスピード感にやられっぱなしでした。

ものすごくド・ストライクなストーリー。

そして、まさかこんな話だとは思わなかったので(←二回目)ギャップにやられました。

今、こうやって書き出してみると、肝心な部分が抜けていたり順序があやふやだったりしますが、思い出しただけでまた泣けてきます(ノω・、)

大抵の舞台では、涙が滲む程度で止められるのにこればかりは涙腺崩壊!

ちなみに坂本さんも涙腺崩壊でした!(←それを見て、また泣ける私。いや、その前から音を出さずに号泣してたか…。

 

もうね。あのね。めっちゃ好きな話でした。

マーダーもかなり好きだけど、これも良かった。

まんまとしてやられた作品です。

10行ぐらいであらすじをまとめようと思っていたらこんなふうになっちまいました。

誰も読まないと思いますが、自分の記念に残しておこうと思います。

 

そして、万が一ここまで読み進めてくださった方がいたとしたら、ありがとうございます。

分かりにくくてすみません(;’∀’)

 

超絶長くなったので、感想は別に記します。

 → ☆【戸惑いの惑星】感想☆ネタバレあり【トニセン舞台坂本長野井ノ原】☆

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