2年ほど前にWOWOWで録画してからずーっと見ていなかった映画や舞台を、今頃やっと見ています。見終わった作品がある程度溜まったら、自分の覚書き代わりにちょこっとだけ感想を残しています。今回は映画を見たのでその感想を。
ちなみに前回は舞台3本で感想は↓↓
WOWOWで見た映画3本の感想!
WOWOWで見終わってまだ感想を書いていない作品が6本くらい溜まってきました。とりあえず今回は3本の感想を書いてみます。今回は全部映画なのですが、内1本は舞台を映画で見る作品でした!
松竹ブロードウェイシネマ「ホリデイ・イン」
「松竹ブロードウェイシネマ」6周年記念
— 松竹ブロードウェイシネマ【公式】Shochiku Broadway Cinema (@SBroadwayCinema) February 24, 2023
🎉『#ホリデイ・イン』全国公開決定!🎉
「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズ第1回目の作品として思い入れのある『#ホリデイ・イン』が帰ってきます!
上映期間など詳細はこちらのニュースをご覧ください👇https://t.co/wxygPLkjc0
ⒸJoan Marcus
まずはこちら。松竹ブロードウェイシネマの「ホリデイ・イン」です。松竹ブロードウェイシネマとは、ブロードウェイの舞台を日本に居ながらにして映画館(字幕付き)で楽しめるというコンセプトのサービスです。
「ホリデイ・イン」は松竹ブロードウェイシネマの第1回目の作品だそう。私は映画も基本的に邦画しか見ないので、最初ちょこっとみて面白くなかったら途中で消そうと思っていたのですが……最初から最後までめちゃくちゃ楽しく拝見できました!
内容はショービジネス+ラブコメディで、劇中劇で使われた曲になじみがあるものが多く、またダンスや歌も素晴らしくてあっという間にエンディングでした。個人的にcheek to cheekは坂本くんと多部ちゃんの「TOP HAT」が大好きだったので、瞬時に幸せになれる曲でテンションが上がりました!
歌やダンスの技術だけではなく、お芝居でクスっと笑えるシーンもあったし、何より見終わった後しあわせな気持ちになれる作品でした。ストーリーも分かりやすくて、いいミュージカルだなぁと。
今、松竹ブロードウェイシネマの公式サイトをチェックしたところ、「ホリデイ・イン」は2023年10月6日(金)から全国順次限定公開が予定されているようです。
他にもキンキーブーツをはじめ、様々なブロードウェイ作品が上演される模様。日本からブロードウェイまでミュージカルを見に行くのはハードルが高いですが、映画館なら気軽に楽しめるのでとても良いサービスですね。私は今回「ホリデイ・イン」をWOWOWで観られて良かったです!
映画「天守物語」
1995年の映画「天守物語」も録画していました。古い映画なのでどうだろう?と思いましたし、内容を全く知らずに見たので最初は少し驚きましたが、こちらも最後まで楽しく拝見しました。
五代目坂東玉三郎さんが主演と監督を務められた映画で、若かりし日の宮沢りえさんや宍戸開さん、「鎌倉殿の13人」で印象的だった坂東彌十郎さんなどが出演されていました。
ストーリーは姫路城の天守に住み着く魔性の女(というか、わかりやすく言うと妖怪?!)と人間の若侍との恋のお話。「ファンタスティック時代劇」と表現されているようで、原作は泉鏡花です。
ひとことで言うとキテレツな映画で、私的には正直ツッコミどころ満載な感じなのですが、映像美や玉三郎さんの美しさ、宮沢りえさんのかわいらしさ、宍戸開さんのカッコよさ(美形ですね!!!)などなど、美しさを堪能した作品でした。
玉三郎さんはただ美しいだけではなく、仕草、佇まい、目線はもちろん、歩くと着物の裾の揺れ方すら美しかったです。いやぁ~いいものを見たなと。
好みがはっきり分かれそうな作品ではありましたが、私は見られて良かっです。自分でも意外ですが(?)、最後まで楽しく拝見しました!
映画「男子高校生の日常」
2013年に製作された映画「男子高校生の日常」。非モテの男子高校生3人組を中心とした何気ない日常のストーリーですが、近くの女子高と合同文化祭を行うことになった様子が描かれています。私はWOWOWオンデマンドで拝見しました。
3人組は主演の菅田将暉さん、野村周平さん、吉沢亮さんなので、「非モテ……とは?」となりそうなところなのですが、それはそれで全然イケていない高校生にしっかり化けておられました(笑)。その辺りはさすがだなと。
女子たちとの合同文化祭に浮足立つ男子校側と、男子を見下したような女子高生たち。う~ん。正直……面白かったかと問われると……(笑)。ただただ浮かれた男子とイジワルな女子が文化祭の準備をして当日を迎えて、文化祭が終わる流れを見ただけのような気がします。
とにかく、女子高生の「嫌な感じ」が前面に押し出されてたなぁ。ストーリーに大きな起伏がないだけに、女子高生の嫌な部分がさらにクローズアップされた感じ。
この作品で一番印象に残ったのが仲野太賀さん。4番手……5番手くらいの位置だったと思うのですが、キャラ的にも面白かったです。でももしかすると彼が演じたから面白いキャラになったのかも?!
この映画って、どこ(誰)をターゲットにしてるんだろう……?原作があるようですが、映画化されるくらいなので原作は面白いのだと思います。
この映画は大勢の共感を得て愛される映画というよりも、出演者のファンの方が見に行く映画なのかな~と思いました。「そういうところ」は狙ってないのかもしれませんが、このキャストならもっとすごい映画が作れそう。でも「こういう映画」も必要なんだろうね。
個人的には吉沢亮さん目当てで拝見したので、吉沢亮さんとたんぽぽの白鳥さんのものすごく不思議なシーンが印象的でした(めちゃ褒めてる)。
まだまだあるのでどんどん見ます!
見たい番組があるたびに2ヶ月ずつ加入しているWOWOW。今は2021年に録画した作品を見ています(笑)。なので、まだまだ見ていない作品がたくさん。最近は途中で辞めることもなく、最後まで楽しく見られる作品が多いので、これから見るのも楽しみ!
ただ、昨日のブログに書いた通り、ここからしばらくはTVer祭りに突入するため、WOWOWの録画鑑賞は少し先になりそうです。その間に間違って消さないようにしなければ……。以上、私の勝手な感想でした!