またまた劇場の座席についての記録です。今回は、私自身がこの座席と知ったときに浮かんだ疑問と席からの見え方について書いてみようと思います。
2023年3月に上演された「ケンジトシ」を、サンケイホールブリーゼ1階M列1番で観劇したときの話です。
サンケーホールブリーゼ1階M列1番について
サンケイホールブリーゼは以前にも何度か観劇したことがある劇場です。過去にブログに書きましたが、正直に言うと2階のバルコニー席は半分ほど舞台が見切れており（私が座ったシートが特にそうだったのかもしれませんが）、バルコニー席で見るくらいならチケットが取れない方がいいかもしれないと思うものでした。
と、過去の愚痴になってしまいました。すみません。本日は、1階M列1番についてでした。
座席表をご覧いただくとわかる通り、1階M列は前が通路になっています。1番は下手側の端で、座席表を見るとすぐ隣が壁に見えます。これは……迷います(笑)。私恒例の迷いなのですが、ブロックの1番端なので開演ギリギリに着席した方がいいのか、壁と座席前の手すりがあるため反対側の通路からしか着席できないのかの迷いです。
座席表を見ただけでは、通路と座席の間に手すり（それも座っている足元を完全に隠す壁状のものか、梅芸の3階席のようにバーだけで構成されているのかも不明）があるのか、座席と壁の間から着席できるのかがわかりません。
1番側から着席できればギリギリの着席でも楽に座れるのですが、反対の通路側（M列8番）側からしか着席できなければ、場合によっては7名の方の前をよいしょよいしょと通ることになり、これはちょっと避けたい事態です（以前も書きましたが、何分大柄で自分の嵩だかさを知っているだけに、できれば他の方が着席した後の狭い通路を通りたくない）。
では、前置きが長くなりましたが、私の疑問の回答を書きましょう！
答えは「1階M列1番であれば、1番側から着席できる」です。ただ、壁と座席前の手すりの間の隙間は広くはありません。多分ですが、人が通ることを想定していないと思います。ちなみに手すりは壁状で、M列に座っている人の足元が隠れる仕様になっています。
手すりの高さがそれほど高くないことと、壁と手すりの間に20cm程度の隙間が空いていることから、頑張れば1番側から座れるという程度でした。実際に私も1番側（壁側）から着席しましたが、座席の高さまで段差を上って、カラダを反転させるようにクルッと回して着席。と言った具合でした。
私が着席した後も2名くらいが壁側から入ってこられて後ろの席に移動されていましたが、通路と言うほどの広さがないため先に1番に着席している人がいると、カラダをよけてもらわないと通りにくい感じです。
Q列目以降（座席4番が一番端になる）についてはチェックしてこなかったのでどうなのかはわかりませんが、M列1番の横から入ってQ列目に移動するくらいなら、5席しか並んでおらず最高でも4名の前を通り抜けるだけで着席できる8番側の通路から着席した方が楽だと思われます。
こんなことを気にするのは私くらいかもしれませんが、壁側から座れるの～？座れないの～？と気になる方に届けばいいなと思います(笑)。
あ、そうそう。じゃぁ2番の席はどっちから入った方がいいの？となるかもしれませんが、2番程度であれば1番さんが先に着席していても壁側から入って着席するのも可能です。1、2番さんがすでに着席済みで3番目くらいとなると、8番側から入った方が楽じゃないかな～？と思います。まぁ、あくまでも私の感覚ですけどね。
サンケイホールブリーゼ1階M列1番の見え方
サンケイホールブリーゼの1階席は、座席がなだらかな印象があります。そのため、M列（前から13列目）でもそれほど目線が高くない印象でした。目の前が通路なのでそれほど前の方の頭が邪魔になった記憶はありませんが、超下手側なので舞台中央を見る場合は前の座席の方々の頭越しに見る感覚はあったと思います。
とはいえ、ロームシアター京都の1階6列目（過去記事に飛びます）と比べると全然マシですし、あまり気にならないくらいかなぁ。
ただ、13列目を近い、遠い、のどちらに感じるかは個人差がありますが、端の席ということもあり舞台中央を見るには若干離れているなと感じました。真正面を見るより斜めに見る感じなので、直線距離がのびますものね。
また私は双眼鏡を持って行かなかった（＆最近視力が低下してきた）のでこう感じたのかもしれませんが、役者さんの表情をはっきり見たいならオペラグラス（双眼鏡）があった方がいいと思います。
ストーリー全体を見たいというのであれば、オペラグラスなしでも充分見えましたし、遠すぎて人物が小さい！ということもなかったです。
サンケイホールブリーゼは綺麗な劇場でした！
以上がサンケイホールブリーゼ1階M列1番についての感想でした。サンケイホールブリーゼは商業施設の上階にあり、建物も劇場もきれいでいいですよね。お手洗いまでの動線も悪くないと思います（ただ、ブリーゼシートなるバルコニー席にはもう座りたくない(笑)）。
JR大阪駅、地下鉄梅田駅など徒歩圏内で利用できる駅も多く、行き帰りのショッピングなどにも便利。観劇前、観劇後にお茶やお食事をする場合も、同じ建物内にレストランやカフェがあるので場所に困りません（私は今回はお茶も買い物もせずまっすぐ帰りましたが）。
非常に便利な劇場だな～という印象があります。今後もまた利用することがあると思いますが、その日を楽しみにしています！
