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映画ラストレシピ~麒麟の舌の記憶の感想!心に響く素敵な人間ドラマ

その他

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2017年11月6日。

映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」を観に行きました。

11月3日、珍しく金曜日が公開初日。

私は安定の「月曜日」(料金がお得になる)を待っての鑑賞となりました。

つたない感想ですが、まとめておきたいと思います。

ちなみにかなりネタバレしてます。ストーリーにグイグイ踏み込んでいますので、映画をごらんになられていない方は鑑賞後にまたお越しいただけるとうれしいです。

 

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映画 ラストレシピ~キリンの舌の記憶~

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 → 映画 ラストレシピ 公式サイト

岡田准一さん主演の「追憶」以来の映画鑑賞となりました。

(おや?関が原は?(笑))

映画を見る前に知っていた情報

私が映画を見る前に得ていた情報は以下の通り。

  • 二宮和也氏が主演
  • 過去と現在の二部構成になっている
  • 二宮氏は一度食べたものの味を忘れず料理を再現することが可能で、人生最後の料理を作る料理人

過去と現在の二部構成は「永遠のゼロ」っぽい感じかな~と思い、いろんな方の人生最後の料理を作る料理人の話だと思ってました。

そして一緒に見に行った二宮くんファンから、本当に見る直前に「泣ける人間ドラマらしい」という話を聞きました。

あれ?思ってたのと違うかも?

というところから私の映画鑑賞はスタートしました。

ラストレシピのざっくり過ぎるあらすじ

文才も語彙もない私の、ざっくり過ぎるあらすじです。

施設で育った佐々木充(二宮)は、一度食べたものの味を記憶し再現できる才能を持つ料理人。

料理の道を反対され、15歳で施設を飛び出し大人になって自分の店を持ちます。

しかし、料理へのこだわりが強すぎること、一緒に働いている従業員(仲間)を信じることができないことが原因で、せっかくもった自分の店を潰し借金を抱えてしまいます。

その借金を返済するために、依頼人に頼まれた「味を再現する料理人」として仕事をしています。

報酬は一食100万円。お金さえ出せば、想い出の味を再現し料理を作ってくれるという評判でした。

そんな彼にある日中国から依頼が来ます。報酬は300万という破格値であったためとりあえず中国に行くことに。

依頼人は中国料理界の重鎮、楊清明。

依頼内容は、満州国時代に天皇の料理番であった山形直太朗と一緒につくった「大日本帝国食菜全席」のレシピを探して再現してほしいというものでした。

300万円は頭金。成功報酬は5,000万円と言われとりあえず引き受けることに。

現在はそのレシピがどこにあるのかも分からず、山形直太朗にゆかりのある人を訪ね歩き、山形という料理人のことを知り、山形と自分のかかわりを知るというストーリーです。

(超絶ざっくり過ぎる)

多分このブログをごらんになられている方はストーリーはもう知っておられると思うので、ざっくりすぎる説明で失礼します。

ラストレシピを見た感想

ここからは、順不同で思いついた順に私の感想を書き綴っていきたいと思います。

主演は西島秀俊さん?(笑)

前述の通り映画は過去と現在の二部構成。

宮君は現在担当。そして過去の主人公は山形を演じている西島秀俊さんです。

物語のきっかけは現代にありますが、映画の3/4は過去の話がメインとなるので、途中まではどう見ても西島さんが主演の映画でした。

過去のストーリをひっぱるメインキャストは、西島さん、宮崎あおいさん、西畑大吾さん、兼松若人さんなど。

どなたも素晴らしい演技で、特に前半部分ではふと気づくと二宮くんが主演だということを忘れてしまうくらい。

それほどストーリーに引き込まれる映画でした。

もちろん現代担当の二宮さん、綾野剛さん、笈田ヨシさんたちの演技もすばらしく、過去からつながるパズルのピースが最後一気に集まっていく感じはさすが。

あの出演時間できっちり印象に残る演技もさすが二宮さん。

もともと二宮さんの演技は個人的にはとてもすきなのですが、今回もさすがだなと感じました。

個人的には兼松若人さんがすごすぎた!

過去の楊清明を演じた兼松若人さん

どこかでお顔を拝見したことがあるな~とは思ったのですが、あまりにも中国人役がリアルにハマっていたので中国人かと思っていました。

ら!なんと日本人俳優さんではありませんか!!

髪型と顔と中国人が話しそうな日本語とが完璧で、なおかつ演技もとても素晴らしかったです。

いやぁ、いいお芝居を見せていただきました。

料理の話ではなく人間の成長ストーリーだった

料理人が料理を通じて、人生最後の思い出を作ってあげる……

的なほのぼのストーリーだとおもっていたのですが、まったく違っていました!

どちらかというとひねくれた料理人が、とある料理人のレシピ探しを通してこれまでの自分を見つめなおし再出発するという人間の成長ストーリー

しかもレシピ探しは、佐々木を心配した友人が仕組んだことだったというから驚きです。

思っていたストーリーとは全く違いましたが、見終わった後素直に「いい映画を見たな」と感じられる作品でした。

それにはもちろん役者さん、スタッフさんのプロの仕事あってのことだと感じました。

近年は「これ、2時間ドラマでも良くない?」という映画もチラホラあるように感じるのですが、この映画は「THE!映画!」という感じ←語彙力!

二宮氏の芝居はやっぱりいい!

二宮氏の芝居はやっぱりいいですね。

どんな人を演じても、本当にそんな人に見えるんですよね。

ちょっと映画の感想から遠のいてしまいますが、それでいて「アイドルです」言い切るところもステキだと思います。

(特にファンってわけではないし、どちらかというとアイドル業をしている彼より役者としての彼の方に興味はありますが)

ま、彼の演技力は素人の私がつたない言葉で語るまでもなく。。。ですね。

とにかく「いい映画だったな」と思える映画

見終わった直後に口から出た言葉が「いい映画やったな」でした。

いい映画を完璧な役者陣(私、そもそも映画に詳しくないので監督さんやカメラさんなどの映画界のスタッフさんのことはよくわからないのです)で見せられると、こういった凡人的な感想しか浮かばないんだな~と改めて実感しました。

例えば見に行った映画がちょっとイマイチだった場合、どこかいいところを探そうと頭がフル回転しちゃったりするんですが、こんな風に「ああ、いい映画を見たな」と思えたらそれ以上の感想が出てこないというか……。

なので、私のラストレシピの感想がこんなにもしょぼいのは、映画が面白くなかったのではなく、とてもよかったからなのです。

映画館まで足を運ぶ価値のある映画でした。

二宮誌の映画を「アイドルだから見ない」なんて人はもういないと思うけれど、もしそう思って避けている人がいるとしたらもったいないかなぁと思います。

明日はビーフカツサンド?

映画を見終わった直後に口から出た言葉は前述の通り「いい映画やったな」でしたが、二言目は「ビーフカツサンド食べたい」でした。

一緒に映画を見た二宮氏のファン曰く、セブンイレブンかどこかでコラボのビーフカツサンドが発売されているとのこと。

でも、この映画を見た直後にコンビニのカツサンドって違くない?と盛り上がりました。

ここはひとつ、料理屋さんのビーフカツサンドがいただきたいものです。

ただ、こちとら田舎住まいなのでそのようなお店はなく、とりあえず今日の夕食をトンカツにしてお茶を濁しました。

でも、とてもおいしかったです。

エンドロールの料理の数々も見もの。

一つ佐々木充が作ったもので、タイトルにハマったものがあったのですが数時間経過した今はすっかり忘れてしまいました。

何はともあれ、とても良い映画を見せていただきました。

ごちそうさまでした←

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