2014年10月19日
発表された時からワクワクが
止まらなかった
トニセン3人が主演するミュージカル
【ON THE TOWN オンザタウン】
が、全公演終了、幕を閉じました。
私は長野くんの誕生日でもある
10月9日、翌10日と大千秋楽の19日に感激しました。
公演終了後少し経ちますが、
オンザタウンを3回観た感想を
いつか読み返す自分のために書き記したいと思います。
このページをご覧くださる方は
ご存知でしょうが、ざっくりとあらすじを。
3人の船乗りが、船が停泊している
24時間のあいだだけNYの街にくりだします。
最初に乗った地下鉄で見た張り紙。
ミスサブウェイに恋する、ロマンチストのゲイビー。
ミスサブウェイを探す手伝いをする仲間、
生真面目なチップとひょうきんもののオジー。
彼らの24時間を描いた作品です。
←ざっくりすぎる?!
ということで…
わたし的【ON THE TOWN】勝手な感想
ゲイビー 坂本昌行
ポスターを見て恋をするロマンチスト。
真っ直ぐな青年です。
坂本くんといえばミュージカル。
舞台の上には坂本昌行は存在せず、そこにはゲイビーがいました。
立っているだけで、役そのものに見えるのはさすが。
時代、国など違和感を感じさせません。
また、内輪ウケや楽屋ネタではなく、
ストーリーや役柄、芝居の間で
笑わすことが出来る人だなぁと毎回思います。
歌もダンスもミュージカル仕様になっているので
すんなりストーリーに集中できます。
他の2人に比べると、インパクトの強い役ではないので、
【結局何した人だっけ?彼はどんな(性格の)人だっけ?】
ってなっちゃいそうですが、そこはもうさすがでした。
3人の中では一番難しい役どころだと思う。
今回はトニセン3人のハマリ役
と言われていたけれど、
坂本くんに関しては、彼なら全ての役を
ハマリ役にできたんじゃないかな~?
なんて思うのは贔屓目でしょうか?
もし再演があるのならば、ぜひ役替わりを!
チップ 長野博
実は…
今回一番感動(?)感激(?)したのが
チップの長野くんでした。
長野くんのこと好きですが、
実は、そんなに期待してなかったんで。。。
(←超失礼なこと、さらっと言いやがったぞ~!!!)
もう、ほんと、チップでしたっっ!
長野くんの世間一般のイメージは
チップかもしれませんが、ちょっと知ると
可愛い顔して、お腹の中真っ黒(byイノッチ)
だったりもするので、
長野くん本来の性格と、チップはイコールではないんですよ。
(もちろん演者さん全員に言えることですが)
でも、長野くんはチップをチップとして
すごくナチュラルに演じていて、
シルビアさんとのコンビもすごくよくて
いっぱい稽古したんだろうなー。って思いました。
(役者さんに対してこういうのはすごく失礼ですが)
歌も、想像より全然声量もあって良かったし
時代、国籍ともに違和感なし!
しっかりミュージカル!!
って感じだし、お相手のシルビアさんへの
愛情がしっかり伝わってきたのもよかったです(*´∀`*)
長野博の底力を見た!!
という感じ。
一番想像を超えていたので、すっごい感動しましたっっ。
(←ホント失礼ですみません。長野くん大好きデスよ?)
オジー 井ノ原快彦
えー。この項に関しては、誤解を恐れず書いてまいります。
最初に言います。
イノッチ大好き♪
さて、いつもしっかりしてて
なんでも出来て、歌も踊りもしゃべりも
雰囲気作りだってできちゃうイノッチ。
今回も、完璧にこなすんだろうな~。
と思っていました。
(←おや?!)
役柄も、ちょっと【飛び道具的】役割で
お客さんをストーリーにグイグイ引き込む役目。
印象にも残るし、お相手の樹里咲穂さんとの息も合って
見ごたえありました!
ただ、クレアへの愛情が見えなかったのが残念。
本当に心から好きなのか?
それともただの24時間を過ごす相手なのか?!
どっちだったんだろ?
あと、今回ちょっと感じたのは
ゲイビー、チップ2人と比べると、オジーは
現代日本人
だったのかな~って思います。
仕草、ダンス、アドリブなどなど。
もうちょっと、古き良きアメリカが表れていると
もっともっと良かったんじゃないかな?
と思いました。
でも、ミュージカルを見慣れない人にとっては
イノッチが演じたオジーがいたおかげで、
このオンザタウンという作品にすんなり入り込めた人も
いたんじゃないかな?
と思います。
結局、やっぱり3人でやる意味があるんですよね(´∀`*)
いのっちのミュージカルでの歌を
聞いたことがなかったのですが、とてもよかったです。
買い物に行って、値下げされた商品をみると
イノッチが歌ってた、夢中に~の
バーゲンに気をつけろ!って歌を思い出すとともに
冷静にならなきゃと思わされます笑。
あと、朝テレビで見たのに数時間後劇場で見る。
すごいよ、イノッチ。。。。
とも思いましたが、そこを評価されても役者さんとしては
ちっとも嬉しくないだろうから、そこは置いておきます笑。
アイビー 真飛聖
うーーーん。
あ、いきなりこんな書き出しでスミマセン。
うーーーーーーん。。。。
アイビー。難しいよねぇ。
ゲイビーもそうだけど、特にこれをした!!
って役じゃないから、むつかしいんだよ。。。
セリフは必ずしも本心ではないかもしれない。
し、本心かもしれない。(←ん?)
アイビーの性格やキャラクターがちょっとわかりませんでした。
でも、東京で見たときより、大千秋楽の方が
歌のレッスンのシーン、面白くなっていてよかったです。
クレア 樹里咲穂
あの頓珍漢な役をよくぞ!!
と感動しました。
樹里さんのことは、昔宝塚を見ていた頃から
お名前は知っていましたが、
ちょうどご活躍の時期はもう見ていなかったので
今回初めてじっくりと拝見。
元男役なのに、高音を難なくこなす歌も素晴らしかったです。
あと、先程もかきましたが、
トンチンカンでハチャメチャな女性ですが
ちゃんと成立している。
悪気はないけれど、こういうハチャメチャな人いるだろうな。
加えて、憎めないと思わせるところはさすがです。
オジーとのコンビをしっかり引っ張っていってたなと思いました。
ヒルディー シルビア・グラブ
もうね~。
さすがだね。さすがっっ。
シルビアさんの舞台は、多分かなり前から見ているのですが
(お名前が印象的なので、役がないときからパンフなんかで見かけてる)
印象的だったのは、エリザベートのマダムヴォルフ。
今回も、気の強い女性で、チップをグイグイ誘惑します。
でも、面倒見がよくって、困った人をほっとけなくて
気風がよくて、愛情深い。
そんな愛すべきヒルディー。
パンフによると、長野くんへ迫るシーンも、最初は遠慮してたそう。
でも、あの舞台を見ると、遠慮も早々にどこかへ行ったようで、
本当にいいコンビでした!
歌ももちろん、女性陣の中では唯一ノット宝塚だったので
そう言った意味でも、パンチが効いていてよかったです。
その他、♪わかるよ~♪の青山明さんのピットキン。
マダムディリーや歌手役の伊東弘美さん。
愛すべきルーシーの高谷あゆみさん。
言わずもがな、素晴らしい面々。
大いに笑わせていただきました。
アンサンブルの皆さんも、バラエティに富んで見ごたえアリ!
なんと、友人と共演したことがある方がご出演されていたようで、
観劇後に合流した友人がパンフを見てびっくりしてました。
と、勝手気ままに語りました。
一度見たときは、
古き良き時代のミュージカルだな。
二度目の観劇後には
すっごく面白い。
三度目の感想は
もう一度観たい。
男性陣、女性陣ともに、このメンバーで役替わりで観たい!
と思いました。
大千秋楽での坂本くんのご挨拶で
再演はみんなの声にかかってる
というようなお言葉がありましたが、
もう一度板の上でこの面々に出会うことができたら
こんな嬉しいことはないなぁ(*´∀`*)
その日を楽しみにしています!
あ。そうそう。
公演中の長野くんのバースデーケーキ。
共演者の大音智海さんのブログに写真がアップされてますよ☆
素敵なバースデーでした。
劇場で一緒にお祝いできて、ハッピーでした☆☆☆
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