ここ数年すっかり忘れ去っていたのですが、先日ふと思い出して昔書いていたブログを探してみたところ……
もう4年ほど更新されず、管理者にも忘れ去られていたそのブログはネットの海を漂っておりました。
このブログでも書いている通り、以前は別の人のファンだった私。
その人の事しか書いてないだろうなと思ったら、なんと坂本くんのこともチラホラ書いているではありませんか!
その中でも、「でかした、オレ!」(いえ、「わたし」ですね)と思った記事がフランケンシュタインの観劇後の感想。
ちゃんと記事に残してたんですね。
(相変わらず、観た後の感想を語るのが好きだこと)
ということで、あの時の気持ちを残すべく、こちらのブログに移動させることにいたしました。
あ、すみません。
タイトルには「東山紀之」と入っていますが、感想は坂本くんオンリーです。
でもW主演なのにヒガシさんの名前入れないのもな……とタイトルには入れてしまいました(;´∀`)
2013.12「フランケンシュタイン」(坂本昌行)の感想
~2013.12.03記~
あの。。。。
私、凄い人のファンになったみたいだ!
ってのが、今の感想。
坂本くんの【ファン】になったのは、ジワジワ期はおいておいて、つい最近。
シルバースプーンの少し前ぐらいから。
歌やダンスの印象が強いので、もちろんお芝居もきちんとなさるんだろうけど…という印象でしたが、まさかここまで表現なさるとは。
ミュージカルじゃないからこその新たな発見でした。
坂本クリーチャー、坂本博士を2日間連続で観ました。
以下、観劇前の方はご注意を!
【追記】
パンフは買わない主義なので、パンフも雑誌も読まずの感想。
ご本人の解釈と私が観た解釈が違ってるかもですが、私はこう感じたってことで。
【追記ここまで】
どっちが印象に残ってるかって言うと、やっぱりクリーチャー。
あの衝撃は凄すぎた。
今まで観た舞台の中で、物凄い衝撃を受けたのは、Endless SHOCKをはじめて観たとき。
でも、今回受けた強烈な衝撃は、また別の意味の衝撃でした。
Endless SHOCKの衝撃が、その作品全体から溢れ出る華やかなパワーからだとしたら、今回は…。
何というか…。
役(と言うか、その人物)の感情が刺さりすぎて、痛かった。
圧倒されました。
だから、クリーチャーの日の前半、良い意味で物凄く長く感じました。
前半部分で、もう終わるのかと思ったくらい。
実際はまだ1時間くらいだったみたいだけど。
彼(クリーチャー)が経験する一つ一つ。
感じる一つ一つを私も一緒に経験して、感じてた気がします。
坂本クリーチャーは、生まれたての赤ちゃんから、時を経て、学んで、吸収して、どんどん大人になって行く。
だから途中、子供のようなかわいらしさがあるんだけど、見た目は大人だし、外見もやはり…。
そのギャップが、よりいっそうクリーチャーをバケモノにしている。
途中までは無垢で純粋。
ただ裏切られ、嫌われ、憎まれるたび、どんどん大人に…悪になっていく。
恩人一家を焼き殺したころから悪になって行く。
終盤、エリザベスの寝室のシーンの
『良かったよ』
は、聴いていて本当に怖かった。
ゾッとした。
本当の悪だった。
そうなったのにはもちろん理由があるし、だからといってそうなってはいけないし。
愛情を知らないニンゲンと、愛情を知ってしまったカイブツの悲しいハッピーエンドでした。
多分…
キラキラした坂本くんが好きな人にはキツい作品かもしれない。
博士のほうが良いのかもしれない。
あそこまでやるか!
と思ったけど、でも、それと同時にインタビューで聴いていた意気込みや、この作品への思いを改めて体感したし、あそこまでやらないと、お客さんにもクリーチャーの気持ちに共感してもらえなかったと思う。
私の心があんなに痛くつらかったのは、やっぱりあそこまでやったからだよなぁ。
裏切られた、嫌われた、愛されなかった苦しみ、痛みをこれでもかってほど、表現したから、クリーチャーを悪者だと思えない。
でも、だからといって肯定もできない。
見終わった後、いろんなことが頭に浮かんだ。
その中の一つに、自分の現状は本当に恵まれているなということ。
感謝して、頑張ろう。
なんかそう思った。
こんな辛く苦しいお話だけど、クスっと笑える間はさすが。
あと、大好きだった清々しい場面。
クリーチャーの夢の中、ダンスのシーンは本当に、本当に美しかった。
もっともっと見ていたかったです。
今、ガガガガーーーーーっと一気に感想を書きましたが、また機会があれば、坂本博士の感想も、いつか読み返す自分のために書きたいなと思います。
さ!
とりあえず感想も書いたし、これでやっと皆さんの感想読みにいける!
ずっとずっと、ネタバレ避けてたし、先入観無く観たかったから、そして、先入観無く感想書きたかったから。
よし、読み行くぞー!
誤字だけ修正しました(笑)
と、ここまで、当時の文章をそのまま引っ張ってきました。
ただし、1個だけ漢字の間違いがあったので、そこだけこそっと修正させていただきましたテヘヘ。
そして結局「坂本博士」の感想は書かなかったようです(笑)。
坂本作品としては「Zorro」「シルバースプーン」と2作品観た後の3作品目でしたが、この作品でものすごい役者さんだわっっ!と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
ご覧になった方はわかると思いますが「良かったよ」ってセリフ、ほんとに怖かったんですからっっ(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!
このセリフも、今でも鮮明に思い出せます。
Zorroはとにかく「坂本くんってこんなにかっこよかったんだ (“゚д゚)ポカーン」という記憶と、「歌もダンスも芝居も上手なんだ (“゚д゚)ポカーン」という記憶しかなくて、ストーリーをあまり覚えていませんし、シルバースプーンも断片的にしか覚えておりません。
が!!
坂本クリーチャーは一度しか見ていないのに(しかも坂本くんがクリーチャーの回を先に見たので完全なる初見だった)、結構色んなシーンを思い出すことができるんですよ。
それだけ強烈だったってことなんでしょうね。
パンフレットについては学生時代は全て購入していたのですが、大人になるにつれて「サラッとみたら後は見ないな」ということに気づき(笑)、パンフよりも自分で活用できる「観劇記念品」を買うようになりました。(ハンカチとかちょっとお高いハンドクリームとか)
が、坂本くんのファンになって、「OTT」からはまたパンフを購入する人生に戻っております←
ただ、初見の前は写真を見るに留めて、役作りや役の解釈に関わる文章は読まないようにしています。
「こういう風に演じました。こういうことを意識しました」っていうのを知らずにまずは見たいから。
因みにこのときはパンフを購入せずに、グッズであった写真&カレンダーのノートを購入しました(今でも使ってますよ)。
なのでパンフレットは読んでいないうえでの感想だったのですが、後から知った話によると実際に坂本くんご自身が「赤ちゃんが成長する過程を意識した」とおっしゃっていたような……。
意識したことがきちんと体現できるのはプロにとっては当たり前のことかもしれませんが、やっぱりすごい人だわっ!と思ったものです。
で、ここでサクッと白状すると、TOP HATのパンフレットは11月7日に購入しましたが、写真とアンサンブルの方の経歴を開演前に見ただけで、文章はまだ読んでいません(笑)
さすがに自分でもびっくりだわ。
でも読まなくても舞台は充分楽しめたよ?
これからじっくり読もうっと♡←
坂本くんの舞台にハズレなし♡
ということで、とりあえずあの感動をもう一度シリーズ(?)でした。
トライ&エラーを繰り返し、なんとかかつてのブログのログインに成功したのでこちらのブログに移しました(笑)。
坂本くんの魅力って、どうしても歌って踊るミュージカルだと思われがちなのでしょうが私はお芝居も大好きなんです。
「君が人生の時」のジョーも良かった。
まずキチンとその人物がいる上で、さらに歌が上手くてダンスもできる。
屋良っちも言ってくれていたけど、歌とダンスと芝居が全部できる舞台俳優さんっていないのかもしれないね。
坂本くん……貴重だわ♡
TOP HATのパンフレットに「Me & My Girl」のビルが似合うというようなことが書かれていたという話を小耳にはさみましたが、なるほど。
役柄の雰囲気はもちろん、あの何気に手先が器用じゃなきゃできない役は坂本くんにやってほしい。
そして私が5年以上前から言い続けてるのが……エリザベートのトート。
坂本くん、黄泉の帝王やってみません?
こちらも是非見てみたいです。
坂本くんの舞台について話し出したらキリがないのでそろそろ締めますが、今はゆっくり体を労わっていただいて、その次の舞台も非常に楽しみにしています。
坂本くんの舞台は、私の決して低くはない期待値をはるかに超えて、いつも想像以上の感動を与えてくれます。
またその感動を味わう日を楽しみに……
今日はFNSを楽しみたいと思います♡
↓↓ そして15日のWOWOWさんのナレーションもね♡
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