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ナイツテイル-騎士物語-の感想!梅田芸術劇場にて【堂本光一】

KinKi Kids

2018年9月20日

梅田芸術劇場、通称梅芸のメインホールで上演中の

KNIGHTS TALE~ナイツテイル・騎士物語~

を観てきました。

堂本光一くんの舞台に関しては……かれこれ5~6年ぶりくらい?

井上芳雄くんの舞台に関しては、それこそ初舞台のルドルフ(エリザベート)以来の観劇となりました。

初見で観た印象を、ざっくりとですが残しておきたいと思います。

*ご注意*

ネタバレになると思いますので、ご観劇がまだの方はご注意くださいませ。

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KNIGHTS TALE~ナイツテイル・騎士物語~

DSC_6715

 → ナイツテイル~騎士物語~公式サイト

私が観劇した日は、梅芸の幕が開いて3日目のマチネ(昼公演)。

あいにくの雨模様でしたが、上演を楽しみにしていた人たちの熱気が伝わってきました。

因みにチケットは梅芸のはがき申し込みで運良く取れた、3階最前列のセンター寄りのサブセンタ―ブロック。

座席からの見え方については、近日中に別記事にまとめますのでよろしければご覧くださいませ。

☆まとめました → 梅芸3階1列(最前列)からの見え方~ナイツテイルを観劇しました~

ストーリーは悲劇……ではなくハッピーエンドだった

以前から、

「SHOCKはもういい。ただ、他の舞台をやるのなら観に行きたい」

と思っていました。そう、堂本光一くんの舞台についてです。

井上芳雄くんについては、機会があれば一度舞台を拝見したいと思っていました。

今回その念願叶って、お二人の舞台を見ることができました。

まったくの予習なし。シェークスピアが原作らしいということと、兄弟同然に育った2人が1人の女性を取り合うらしいということ、騎士であるらしいという3つの情報のみでの観劇。

このことから、てっきり重苦しい悲劇だと思っていたのですが……

笑えるシーンも多々ある、ハッピーエンドのストーリーでした。

ざっくりと説明すると、兄弟同然に育った従妹のアーサイト(光一くん)とパラモン(芳雄くん)が、戦いに敗れて囚われの身となります。

2人は牢獄の窓から見かけた美しい女性、エミーリア(音月桂さん)に恋をします。

エミーリアは2人をとらえた敵の国王(かな?)シーシアス(岸祐二さん)の妹です。

その後、アーサイトは身内が保釈金を払ったことにより、牢獄から出されて国外追放に。

しかしアーサイトは別の人物に成りすましてうまく潜り込み、エミーリアに仕えることとなりました。

牢獄に一人残されたパラモンは、彼に思いを寄せる牢番の娘(上白石萌音さん)に助けられて脱獄します。

牢番の娘は脱獄を手伝ったことでパラモンの愛を得られるかと思ったものの、アクシデントがありパラモンはひとりで逃げてしまいました。

牢の外で偶然にも再開したアーサイトとパラモンは、エミーリアへの思いをかけて決闘をすることとなりました。

兄で国王のシーシアスは2人の騎士道精神を高く評価し、戦って勝った方がエミーリアを妻とし、負けた方が命を断つことを了承します。

2人は自分の国(?)に戻り、それぞれが仲間(見方)を連れて戻るという、決闘の準備をすることとなりました。

その間、実は幼馴染だったエミーリア牢番の娘は、2人で心の内を語り合います。

アーサイトを愛しているエミーリア、パラモンを愛している牢番の娘は、愛の力でバカげた決闘をなんとか止めようと決意しました。

いよいよ決闘の日。

アーサイト軍が勝利を納めますが、やっぱりパラモンの命をとることはできないと自らも同じく死ぬ覚悟をします。

その後色々あって(笑)、牢番の娘の愛に気づいたパラモンは彼女と結ばれ、戦いに勝ったにもかかわらず自らの命を差し出したアーサイトとエミーリアが結ばれました。

ざっくりとこんな感じのハッピーエンドのお話でした。

(細かな所は解釈が間違っているかもしれませんが)

この時代の人たちは大まじめかもしれませんが、現代日本の女性からみるとプライドをかけて……だとか、愛する人への忠誠心で……などで命をかけるなんて、ばかばかしいことこの上ない(笑)

でも私たちだけじゃなく、このストーリーに登場する女性たちも同じようにバカげていると感じていたようで、言葉の端々にそのことがにじみ出ていて面白かったです。

いつか見たジョージアのCMの「男ですいません」ですね、まるで(笑)。

本人たちは大真面目なのですが、子供じみた意地の張り合い、言い合い、強がりが面白くてクスっと笑えるお芝居でした。

アーサイト:堂本光一

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アーサイトを演じた堂本光一さん。

彼の舞台は、Endless SHOCK しか見たことがないので、外部の舞台を見るのはこれが初見です

(というか、外部の舞台はこれが初めてではないかと……)

(すみません、忘れてました。七人の侍……お台場まで観に行きました)

まず最初に思ったのが、外部の舞台に出演するというチャレンジ大きな拍手を送りたい!ということ。

SHOCKで簡単に破られることがないであろう記録を打ち立てて、受賞もして評価を得ている彼にとって、外部の舞台に出演するということはもしかするとこれまで築き上げてきた評判を下げる可能性も無きにしもあらず。

SHOCK以外の舞台がやりたいのなら、ジャニーズ内で別の演目をやればいいですよね。

それなのに大きな挑戦をされたことが素晴らしいと思います。

舞台を見てとてもよかったなと思ったったのが、井上芳雄さんと良い相棒感が出ていたこと。

あぁ、この人たちは幼いころからずっとこうして過ごしてきたんだろうな、という時の長さも感じさせられた2人であったことがとてもよかったと思います。

その感じが出なければ、この話は成立しませんもんね。

正直に関してはまだまだ厳しい面もありますが、演出で上手にカバーされていたり、彼自身も上手な方と同じ舞台に立つことで何らかの変化があったのではないでしょうか?

少し話はそれますが、長野くん(長野博さん)がフォーエバープラッドの舞台(共演:川平慈英さん、鈴木壮馬さん、松岡充さん)に出る前と出た後では、歌が全然違っていたように感じます。再演後は特に変わっていて、ご自身も歌に自信をつけられたのではないかなぁ~と勝手に感じてみたり。

光一くんにも、そんな変化があるのではないでしょうか?

ダンスに関しても、ダンスの種類が光一さんにとってドストライクの得意ジャンルではなかったことと、近くでスタイル抜群の大きな人(笑)が踊っている事から、どうしても絶賛とはいきませんでしたが(あくまでも私個人の感想です、すみません)アーサイトとして舞台の上で生きていらっしゃったと思います。

動きに関してもう一つ思ったことは、私のひいき目かもしれませんし黒っぽい衣装ばかりの中でひとりブルー系の衣装だったこともあるかもしれませんが、やっぱり華があり大勢の中で動いていても目を惹きますね。

探さなくても目が行くというか。その点はさすが「堂本光一」だと思いました。

そう、今回は何が上手いとか何が下手だとかそんなことじゃなくて、彼自身が舞台上できちんとアーサイトだったからそれでいいの!的な。

殺陣さすがだな~と思いました。剣(というか、ポスターよりは刀っぽい見た目でしたが)の重量がきちんと伝わってきました。

身長に関するイジリ2回と、顔だけ(=顔はハンサムだけどね)のイジリは、個人的にも笑えました。

なんかちょっと辛口かもしれませんが、私はもともと好きな人には厳しい評価なのですみません。

でも、光一さんがこの舞台に出演されてよかったな~って心から思っていますし、とても楽しく観劇させていただきました。

ナイツテイルの再演ではなく、また別の外部作品を見てみたいと思いました。

そして、これはファンの方は嫌がるかもしれませんが、もっとたくさん女性と組んで腰が引けないエスコートを……(笑)!

パラモン:井上芳雄

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井上芳雄さんの舞台は初舞台のルドルフ以来なので、それこそ初見といっても過言ではありません。

歌の人ということはもちろん知っていましたし、歌を聞いたこともありました。テレビで。

そう、これまでテレビでしか歌を聞いたことが無かったのですよ(ルドルフ除く)。

で、ですよ。

実は「そこまで歌……歌……歌?」とか思ってましたすみません

でも、ファンの方のTwitterで「芳雄さんの歌のすばらしさは、テレビより舞台の方が伝わる」とう言葉を見かけたことがあったので、なるほどな~って思ってたんです。

で、ですよ。

幕開けすぐに

「これか!このことか!!」

と思いました。

梅芸が井上芳雄カラーに染まってましたね。歌声に乗せられたオーラが劇場の隅々まで。

前言撤回。井上さんの歌は素晴らしいです、はい。

ご本人(や一部のファンの方)は、ダンスに対して苦手意識があるようなことをおっしゃっていたような気がしますが……殺陣などももしかすると得意ではないのかもしれませんが、もともと身長があって見栄えがするのでキレイに見えますよね。

抜刀、納刀などでも、変に振り回したりせず、最小限の動きにとどめてらっしゃったので違和感なく良かったのではないでしょうか?

ご本人が言わなきゃ、苦手だなんてわからないと思うんだけど………。

なるほど、ミュージカル界のプリンスの名に偽りなしです。

先ほどの光一くんの感想でもお伝えした通り、2人に良い相棒感が出ているのは非常に良かったです。

同じレベルの小競り合い感というか。←

そして、当然と言えば当然なんですが、内輪受けとかじゃなくて2人のセリフの間で笑わせてもらえて楽しかったです。

エミーリア:音月桂

音月桂さんは、当然名前くらいは存じ上げておりますが……

もしかしたら見たこともあるかもしれませんが、私が宝塚好きだったのはもうひと昔前の事なので、今回が初見に近いのではないかなと思います。

近年元男役のトップさんだった方がミュージカル界でもご活躍されていることが多いですよね。

そんな中で、音月さんは女優さんとして違和感なく素敵でした。

というのも、どれだけ美しくてスタイルが良くても、女性として見るとちょっとデカいというか違和感を覚える方もいらっしゃるので(役柄によるのでしょうが)。

エミーリアという役は、芯は強いけれど心根が優しくて、いわゆる宝塚でいうとザ・娘役さんがやるような約。

決してきれいな男役がやってハマるような役じゃないと思うんですよ。

でも、音月さんは歌声も美しく、とても素敵なエミーリアでした。

ただクールビューティータイプなので、3階から見下ろす表情がちょっと寂し気に見えました。

ほぼ同じくらいの身長(ちょっと気を使った表現です(笑))の光一くんとのリフト(でいいのか?)は、足がつきそうでビクビクしましたが、遠心力を最大限に生かして2人で頑張ってらっしゃいました(笑)!

とても楽しめた演目でした!

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今回は主演のお2人と音月さんだけの感想となりましたが、上白石萌音さん、島田歌穂さんをはじめとする出演者の皆様も素晴らしく、また大澄賢也さんスタイルのよさダンスの美しさにもビックリ(゚Д゚;)!!

ダンサーさんアンサンブルの方々も素晴らしく、本当に久しぶりにミュージカルを見た~!!!っていう気持ちになりました。

そこで気づく。

よく考えたらここ近年で観た舞台って……

ストレートプレイ、3人舞台、2人芝居、など歌・ダンスともに大人数の迫力を感じることがないものばかりでした(でも素晴らしかった!)。

久々に、あぁ、THE!ミュージカルを見たなぁ。と大満足の観劇でした。

ひとつ難をつけるとすれば(これまでも散々つけてる?)、公式サイトのキャストのページ。

光一くんと芳雄くんが縦並びになっているのが少し不自然。

横並びの方が良いのではないかと個人的には思います。

正真正銘のダブル主演なので。

因みに、まさかこのチケット(梅芸にはがきで申し込んだもの)が当選するとは思ってもみなかったので、保険をかけてピーチケパーチケで取っていたチケットがもう1枚あります。

同じく3階席からですが、また新たな気持ちで楽しんで来ようと思います。

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