2018年4月9日。
長野県伊那市にある、高遠城址公園の桜を見に行きました。
公式サイトには前日の8日に「満開です」との文字が。
桜の名所100選にも選ばれる高遠の桜。
まるで桜の雲の中を歩いているような、ほんとうに美しい景色でした。
高遠城址公園の桜 2018年の見ごろは4月5日~
公式サイト → 高遠さくら祭り2018
公式サイトによると、2018年の見ごろは4月5日~。
4月10日には散り始めているようですが、まだまだ見ごろが続いているようです。
私たちは土日を避けて、9日の月曜日に伺いました。
高遠城址公園さくら祭り駐車場情報
中央道の駒ヶ根SAで休憩した際に、高遠城址さくら祭りへのアクセスと駐車場情報が記載されたチラシがあったのでいただきました。
小黒川スマートインターを降りてからは、アクセス案内の看板が出ていたのでそちらを頼りに迷うことなく向かいました。
実はこの案内看板に誘導される道は、ナビが示す道とは少し違っています。
どうやら迂回している模様。
頂いたパンフレットを見ると最短距離の道は混雑するようなので、土日などは看板に従った方がいいかもしれませんね。
私は平日に行きましたが、看板通りのルートで行き渋滞もありませんでした。
話は少しそれましたが、2018年の駐車場は以下のとおり。
駐車場数と駐車可能台数
- 土・日臨時無料駐車場……3カ所・合計1,200台
- 無料駐車場……5カ所・合計1,400台
- 有料駐車場……7ヶ所・合計車415台・バイク20台
- 有料駐車場(バス専用)……4ヶ所・合計130台
基本的に高遠城址公園の近くが有料駐車場。民間の駐車場も多いようです。
通りかかったときにチラリと拝見した有料駐車場の価格は700円でした。
(駐車場によって違うかもしれません)
無料のP3駐車場に停める
私たちが到着した頃(12:00前)、お城近くの駐車場は満車という案内がありました。
そのため、駐車場の案内に従って車を走らせて、お城から少し距離のあるP3駐車場(高遠中学校)に停めました。
こちらは無料で、グラウンドのようなところに車を停めさせていただけます。
学校の体育館のお手洗いなのでしょうか?お手洗いも用意されていて、至れり尽くせり。
しかも、駐車場からは100円のお花見循環バスが出ています。
私たちは、テクテクと歩いて向かいました。
バスだと10分程度で到着するようですが、徒歩では行き上り坂が多く20分ほどかかりました。
お城から離れた無料駐車場であることと、平日だからでしょうか。
駐車場にはゆとりがあり、待ち時間なしで車を停めることができました。
ちなみに中学校にも桜がきれいに咲いていました。
高遠は町全体が桜の名所のようです。
高遠城址公園の桜といよいよご対面♡
高遠城址公園。
一度は見てみたいと思っていた桜といよいよご対面です。
南ゲートからスタート♡
狙ったわけではないのですが、たどり着いた南ゲートからスタート。
因みに入園観覧料は大人個人で500円。
JAFの割引はありませんでした。
高遠城址公園の桜をたのしめるだけではなく、進徳館や絵島囲み屋敷の入館料が無料(共通観覧券になっている)、信州高遠美術館、伊那市立高遠町歴史博物館の割引が効くお得なチケットです。
法幢院曲輪の桜
この桜は、南ゲートを入ってすぐ目に飛び込んできた桜。
法幢院曲輪(ほうどういんぐるわ)という場所のようです。
天気予報では曇りでしたが、時折小雨がパラつくお天気。
ほどなくして雨はやみましたが、空がやや曇っていて空が青くないのが少し残念。
でも、写真で見るよりは空も青く、なにより桜が満開で素晴らしい景色でした。
二の丸では低い位置でも桜が見られる
てくてくあるいていると、遠くに飲食の屋台が見えました。
香りにつられるように二の丸のほうへ……(笑)。
屋台の前の広場では、シートを敷いて食事を楽しんでいる方々もいらっしゃいました。
桜の枝がかなり下まで伸びてきていたので、アップで撮った一枚です。
長野県の天然記念物指定を受けた「コヒガンザクラ」。
可憐でありながら豪華絢爛。
軸の部分が濃いピンクなので、可愛らしいですね。
登録有形文化財「高遠閣」は有料休憩所
てくてくと歩いていくと、「高遠史跡めぐりご案内」の看板が。
そして左上をふと見上げると、なんとも味のある建物。
人が映るので屋根付近しか撮影していませんが、どうやらこちらは登録有形文化財に指定された「高遠閣」という建物のようです。
こちらは有料休憩所にもなっており、公園入園料とは別に入場料200円が必要とのこと。
外からチラリと眺めておきました笑。
ちなみにこの下にショップがあるのですが、こちらはもちろん入場無料です。
飲み物などもあり、お店の外のベンチで休憩している方も多かったです。
「高遠史跡めぐりご案内」の看板のお隣に、もう一つ看板が。
こちらは「桜憲章」といって、桜精神などが記されています。
これを見るだけで、高遠町にとって桜がどれほど大切なものなのかが伺えます。
こんな素敵な桜を見させていただき、ありがたい気持ちになります。
北ゲート近くで五平餅をいただく♡
駒ヶ根SAで五平餅を見かけてから、私の心は五平餅でいっぱい笑。
あったらいいな……と思っていたら!!!
ありました♡
五平餅、1つ300円(税込)なり。
半殺し(って言いますか?地方によって違うようですが、「半分ついた(餅つきした)」という意味です)のお餅をあぶり、甘めのみそだれがを塗ったシンプルでありながらおいしいお餅。
いやぁ。久しぶりだ。
パクリ!
お餅の食感もよく、コメのツブツブも残っていて、これぞ五平餅。
見た目には地味ですがあぶっているので香ばしく、本当に美味しいんです。
ベンチに腰掛けていただきました。
目の前には桜・桜・桜。
まるで桜の雲の中を泳いでいるようです。
幸せ~♡
桜雲橋と問屋門
五平餅をペロリと平らげて、さらにてくてく進みます。
すると橋が見えてきました!
その名も桜雲橋(おううんきょう)。
先ほどからずっと、桜の雲の中を歩いているみたい……と思っていたのですが、まさしくな橋の名前だったのでびっくりしました。
「桜雲橋」とかかれた橋のたもとで記念撮影をしたのですが、人物なしの写真を取り忘れた。痛恨のミス(ってほどでもないか)。
こちらは橋の上から見下ろした風景。
わずかに欄干が映っていて、橋の雰囲気を感じていただけるでしょうか?
橋を渡ると、問屋門(とんやもん)があります。
こちらも人が多かったので、屋根の部分だけ。
もともと町にあったものを、個人から買い取ってこちらに移転したそうですね。
橋から門の風景が、とにかく味のある素晴らしい景色でした。
いざ!本丸へ
桜雲橋を渡って問屋門をくぐると、いよいよ本丸です!
と言っても、城址公園という名前からも分かるとおり、今は本丸の場所がロープで囲まれているだけで建物はありません。
ただし見事な桜がたくさん咲き乱れていました。
そして太鼓櫓も。
太鼓で時を知らせていたのですね。
太鼓櫓を背にすると、新城藤原神社が見えます。
おまいりさせていただき、そっと手を合わせてまいりました。
南曲輪へ
この写真が南曲輪(みなみぐるわ)でとったものだったか、本丸のある勘助曲輪(かんすけぐるわ)で撮ったものだったのか定かではありませんが……(昨日の事なのに!)。
本丸から出た後、フォトスポットでもある南曲輪で景色を堪能しました。
町の景色を楽しみながらも、桜が満開で町が良く見えないという贅沢な状況。
写真は空が暗いですが、実際にはもう少し明るくて絶景でした。
北ゲートから退出
頂いた公園マップを見ると、これにて大体園内の桜を楽しめた模様。
P3駐車場には北ゲートの方が近いようだったので(来たとき、なぜ南ゲートにたどり着いたのだろう?)、高遠閣のある北ゲートに向かいます。
ゲートから出たところに、上の写真の雰囲気のいい看板が。
看板と桜を記念にパチリと撮って、道案内に従ってP3駐車場に向かいます。
帰りは来た道とは違うルート。
下り坂ということもあり、帰りのルートの方が近くて楽でした。
駐車場で桜を見ながらおにぎりを食す!
(↑この桜は高遠城址公園の桜です)
駐車場に戻ると、パーキングにはまだまだゆとりがあるようです。
朝から来ていた方は帰宅しているので、所々空きが目立ちます。
私たちの車の左右もすでに空車でした。
持参していた炊き込みご飯のおにぎりと、わかめスープで少し遅めのランチタイム。
車の中でのランチなんて味気ないと思われるかもしれませんが、それがどうして!
駐車場として場所を提供してくれている高遠中学校にも見事な桜が何本もあり、車窓からお花見状態で桜を見ながらランチを楽しむことができました。
以前から一度見てみたい、でも渋滞がひどくたどり着けないかもしれないと思っていた高遠の桜。
公式サイトに「渋滞が緩和された」という文字もあり、思い切ってやってきてよかったです。
午前中小雨がぱらついていたこともあるのか、渋滞にハマることなく駐車場待ちをすることもなく、公園内は適度な賑わいで満開の桜を堪能できました。
平日とはいえ満開のころでもこんな感じだったので、もし気になるけれど混雑が……と諦めている方がいらっしゃったら一度チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?(渋滞にハマったらすみません)
初めての高遠の桜に大満足して、これまた来たかったあの場所へ向かいます!
coming soon!
(次の目的地についても近々アップする………よ、よ、予定です笑)
こちらもどうぞ!
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