2018年12月5日
ミュージカル「TOP HAT」の日本公演の大千秋楽の幕が下りました。
東京公演は11月7、9日の2公演、大阪公演は12月1、3、4、5日の4公演。
合計6公演を観劇することができました。
これまでも以下のリンク先に感想をまとめていますが、今回は全6公演をすべて見終わり、全公演終了した今の想いをずだだだだっとまとめたいと思います。
自分自身が忘れたくないことを詰め込みました。
いつか読み返す自分のために……
【これまでの感想はこちら】
→ 坂本昌行主演「TOP HAT」の感想と1・2階座席からの見え方♡
→ 坂本昌行主演TOPHAT!梅芸初日の感想と3階での見え方について
♪Twitterやってます♪
TOP HATの記憶を残したい企画!
名付けて「TOP HATの記憶を残したい企画!」。
と言うのも、大千秋楽の翌日まではかなり鮮明に記憶が残っていて、「この先いつでも自由自在に脳内再生できるんじゃない?( ̄ー ̄)ニヤリ」と思っていたのですが、2日目にもなると、記憶が若干薄まっているではありませんか。
そう、ヒトの記憶はいつか薄れていくもの。
でも、大好きだったTOP HAT、1カ月間夢のような時間を過ごさせてもらったTOP HATの記憶を少しでも残したい。いつか読み返す自分のために……ってことで、観劇しながら思ったことや感じたことを順不同でズダダダダーっとまとめたいと思います。
そんな甘い声を耳元で……惚れてまうやろー
Cheek to Cheek のシーンを見るたびに私の心の声は「惚れてまうやろー」と。
だってさ、一緒に踊りながら耳元で(しかも超近い♡)、あの声で、あんな風にやさしく歌われてごらんよ?
確実に惚れるわ。
たとえ親友と結婚していたとしても絶対に惚れるわ!
そしてデイルのように悩むのよ、「どうしてこんなに心のない人を愛してしまったのかしら!」ってね。
はぁ~。いつまでも覚えておきたい。
あのシーンは本当に夢のようなシーンでした。
因みに燕尾服を着てターンをしたことがあるのですが(←なんでやねん!)、燕尾って布の分だけやっぱり重心を持っていかれるというか引っ張られちゃうんですよね。
当然、坂本くんやアンサンブルさんたちは体幹もできているから全然大丈夫だと思いますが、私なんかの場合はやっぱり引っ張られるんですよ。
それを思えば多部ちゃんのあの羽がフワフワした白いドレス。
布の分量から言っても、相当重たくて相当引っ張られると思います。
それを気づかせることなく、優雅に美しく踊りきった多部ちゃん。
本当に素敵なシーンでした♡♡♡
そして踊り終わった後も息が乱れてないのがすごい!
生まれも育ちもボルネオになりたい
いや、正確に言うと、生まれも育ちもボルネオになりたいのではなく、生まれも育ちもボルネオだと言いながらジェリーに迫りたいそれだけです。
あのシーンも大好きでした。
特に、クルクルかわる坂本くんの表情がツボでした。
デイルが登場してドア前でポーズをとったときのキョトンとした顔も、
思わず脚に見とれちゃう目線も、
デイルにほっぺをペチペチ叩かれながら、腰が引けた状態で後ずさる姿も、
ホレスをバルコニーに追いやってから、慌ててテーブルに戻ってちょこんと脚を揃えて座る姿も、
デイルに頭を押えられながら上目遣いでデイルを見る顔も、
デイルにキスされてびっくりする顔も、
そして、デイルが架空のダーリンの名前を忘れてしまい、嘘だと気づいたときの顔も、
全部全部好きでした。
いえ、今でも好きです♡
全部全部忘れたくないなー。
くちびるを赤く染めたままの「結婚するーーーーーーー(デレデレ)」もかわいかった!
闇が迫ろうと~♪の歌ハモも好きでした
人違いの誤解が解けて、2人の心が通じ合った後の「闇が迫ろうと~♪」から始まるデュエットダンス。
ダンスももちろん素敵なのですが、ジェリーとデイルの歌ハモも好きでした。
ジェリーがまた良い声で下ハモ上ハモってるんですよね。(すみません。お席の場所やハモまで上・下よく書き間違えるな私…汗)
この曲だけじゃなくて、全ての歌声……
最後までサイコーでした・::・(●´Д`●)ウトーリ・::・
そして、私の大好きな萌えポイント↓↓
TOP HAT、燕尾のジェリーとゴールドのドレスのデイルのダンスシーン、リフトの後ジェリーがデイルを降ろすときほんっっっっとうに「超繊細な大切なもの」を降ろすように優しーーーーく降ろすの。大切に大切に降ろすの。ほんとにもう……………ときめいたしありがとうございます←
— tsubaki (@7tsubaki7) 2018年12月1日
リフトでデイルを降ろす時のやさしさ、次に送り出す手のやさしさに、最後の最後まで萌えました♡
べディーニもベイツもいいけど……ホレスがツボでした(笑)
今回、振り切った演技でべディーニを演じた屋良っち。
絶妙の間とお芝居で笑わせてくれたベイツ@浅野さん。
どちらもとても面白くて、観客を笑いに巻き込んでくださいました。
ですが……
私の笑いのツボに一番フィットしたのがホレス!
益岡さんの芝居なのか素なのかよくわからない言い淀み方や、ホレスの不憫な所も面白かった。
ジェリーが人妻になったデイルの部屋に行こうとすると、「紳士らしくない」「フェアじゃない」とたしなめるところも好き。
多分、この登場人物の中で一番まともなのに、一番割を食っている(笑)。
(多少の火遊びはしているけれど)
マッジにバイオレットちゃんのことを告白するシーンでは、恐怖のあまりずっと小刻みに体が震えていたのも面白かったです(やってない日もありました)。
そして一番好きだったのが、ボルネオのシーンでソファにダイブするところ!!!
ある日なんて余りにも美しい弧を描いてダイブしたものだから、ほんっとうにツボに入っちゃって、いつまでも笑ってちゃいけないから声をかみ殺して笑ってました。
そうそう、べディーニが爪やすりをもって部屋に乗り込んでくるときに拍手が起こるのですが、大阪初日は益岡さんがべディーニへの「拍手待ち」をされていて、「あ、やさしい♡」と思っちゃいました。
益岡さん……いいねぇ。
マッジのセリフもとてもよかった
笑わされたと言えば、マッジ!
マッジのセリフには名言が揃っています。
「あいつらはどんなに怯えたって見るわよ」
「私はあなたに財産を残したのが誰だろうとあなたと結婚したわ」
「これまで不当な扱いを受けていたけれど、遺産相続人に浮上したの」
などなど。
上げればきりがない。
これをサラッとやってのける朝海ひかるさんがとても素敵でした。
自分の夫が友人を追いかけまわしているのに、それでもデイルのことを一番に考えているところにマッジの良さが出ていたと思います。
マッジ、友達になりたい。
そして朝海さんのカツラやアクセサリーのセンスの良さ、所作のうつくしさはさすがだなと思いました。
べディーニソロの靴を頭の上で合わせるタイミングが好き
とってもピンポイントなのですが、べディーニソロの靴を頭の上で合わせる振り付け。
あの時、効果音とバッチリあっているのが、毎回見ていて気持ちよかったです。
屋良っちの振り切れた演技は、本当に素晴らしかった。
あそこまで振り切れたから、お客さんも安心して笑うことができたんですよね。
映画ではこんなにいい人キャラじゃなかったそうですが、屋良っちの演じるアルベルトは人の良さも出ていて愛すべきキャラクターでした。
最後、デイルに指輪を返されるのですが、あたらしい恋が見つかったようで良かったです。
Cheek to Cheekのデイルの表情に泣かされる
毎回、そして大楽の日は特にそうだったのですが、Cheek to Cheekを踊るデイルの表情が切なすぎて切なすぎて。
気持ちが揺れ動く様が痛いほど伝わってきて、何度泣かされそうになったことか。
デイルとは何から何まで似ても似つかない私ですが、思わずデイルの心情に共感してしまったり。
とても大好きなシーンでした。
後で知ったのですが、加賀谷さんのインスタ……。
多部ちゃんもチーク トゥ チークが一番思い入れのある曲だったんだね。うれしい。
ケーンを燕尾でキュッキュッ
1幕最後のショーのシーンで、ジェリーがケーンを燕尾でキュキュッと拭くのがイキでした!
坂本くんのスタイルの良さを再認識した
坂本くんはスタイルがいい。
これは多分否定する人はいないと思う。
当然周知の事実だし、私も知っているけれど……
「あたりまえ」になって、忘れちゃうことってありませんか?
坂本くんなんだから、スタイル良くて当たり前!みたいな(笑)。
私、そうなっちゃうこと多いんですよね。
だから、毎回「足長いわ~」とか思わないというかなんというか。
でも今回は改めて「スタイルいいっ!」と思いました。
実はワタシ、以前Twitterでもつぶやいたことがあるのですが、「坂本くんの胸筋あんまりいらない」派なんですよ。
少数派だと自覚していますが、上半身ムキムキじゃなくてシュっとしてほしいというか。
でも、「体を鍛えるのは舞台で衣装を着こなすため」だと知り、今回実際にその姿を目の当たりにして納得しました!
燕尾服を着ても「おかしくない」日本人はたくさんいると思いますが、燕尾服を「着こなせる」日本人って何人いるんでしょうね?
しかも体はスリムなのに。
スリムなのに燕尾やタキシードに「着られる」ことなく「着こなす」ことができる坂本くんは、本当にカッコイイなと思いました。
その為に鍛えてたのか……「ムキムキじゃなくていい」なんて言ってたけど、トレーニングはこのためのものだったんだなと思いました。
ダンスシーン……泣ける………
すみません、最初に謝ります。
こういう話が嫌いな方もいらっしゃると思います。
ちょっとでも「ん?怪しいぞ!」と思ったら、この部分は飛ばしていただければと思います。
さて、遡る事1年と3カ月前(だっけ?)。
ワンズコン名古屋の3日目を観に行きました。
コンサート途中から坂本くんの足の違和感に気づき、その後いろいろあってご本人から「古傷が再発した」という話もありました。
特典映像でちらっと映る姿を見ると、ほんの数十センチの段差を降りるにも片足でぴょんと飛んで降りていたり、かなり痛そうだなという印象を受けたものです。
その時に、「もしかしたら、もうこれまでの様に踊る坂本くんが見られないかもしれない……」なんて縁起でもないことが頭をかすめたりもしました。
その少し前にラジオでも「最近踊らないミュージカルばっかり見てる」なんて発言もあったりして、足の調子が相当良くないのかなと心配していました。
それが!
それが!!!
TOP HAT上演のお知らせがあり、本番で素晴らしいタップやダンスを見せてもらい本当にうれしかったです。
もちろん痛みや違和感はあるかもしれませんし、思うようにいかないこともあるでしょう。
でも、そんな姿を見せず華麗にダンスする坂本くんをみられて本当に本当によかったなと思いました。
大千秋楽のカーテンコール
大千秋楽のカーテンコールは、いつも通り幕が下りて、幕前でジェリーとデイルがご挨拶。
そして幕がもう一度上がり、坂本くんの挨拶がありました。
あいさつに関しては多くの方がレポをしてくださっているので、私も読ませていただきながら「そうだった、そうだった」と思い出してニヤニヤしています。
特に印象的だったのが、挨拶の途中でお客さんに断りを入れて後ろを向いて、共演者のみなさんに「お疲れさまでした!」って言う姿。
晴れ晴れとした笑顔で、「お疲れさまでした!」という清々しい一言を聞いたときに、あぁ、本当にTOP HATは終わってしまったんだなぁと思うと同時に、寂しいですがすんなりと受け入れることができました。
そして、次に何を言い出すかと思えば(笑)
「TOP HTA、自分がメインでやることに決まって、相手役が多部ちゃんに決まって……」と話し出して
「おじさんが……」のワンフレーズで客席はもちろん舞台上も笑いに包まれたので、次の言葉がはっきりと聞こえませんでしたが言いたいことはわかりました(笑)。
「どうだったでしょうか?」の問いに拍手で答える客席&舞台上。
大歓声を聞いた坂本くんは「どっちの拍手?」
「いい方に受け取っておきます」とのことでした。
ええ、ええ、いい方に受け取ってください!
そして「おじさんが」っていった時、隣に立ってる多部ちゃんがはにかんだっぽい笑顔でうつむきがちに、首を左右にふっていてとても……とても……キュートでした♡
坂本くんよかったね~!そして多部ちゃんありがとう(笑)!
いやでもほんと。めっちゃいいカップルでしたよ?
そしてホレスとマッジが坂本くんのあいさつ中、ずっと手をつないでいたのがかわいらしかったです♡
坂本くんの晴れ晴れとした笑顔!
実はTOP HATの幕が開けてすぐに東京公演を見たときから、「公演後はロスになる」と覚悟していました。
前楽の4日の公演では、カーテンコールの朝海さんの満面の笑みを見て涙が出そうになったりも。
そして大千秋楽。
開演後すぐのオーバーチェアでちょっとウルウル来たのですが、その後はいつも通りの幸せ&笑いにあふれる舞台で涙は出ませんでした。
そして、コーテンコールで見せた坂本くんの晴れ晴れとした笑顔を見たら、私もなんだか本当に満足できて「やりきった感」が(笑)←何を?
6公演も観ることができたのでそれも大きいと思うのですが、今現在はロスにはなっていないです。
ええ、今現在は←
「出演者もそれぞれ次の仕事に向かいます、みなさんも頑張ってください。」という言葉をもらって、
「よっしゃ~!TOP HAT期間中、心の98%はTOP HATだったけど明日から自分の生活頑張るぞ~!」って決意できました。
終演後改めて少クラを見て
大阪公演を4公演観た私の感想なんですが……
公演が終わって昨日、改めて少クラのTOP HAT映像を見ました。
多分これは東京公演の最初の方に撮られたであろう映像なのですが、デュエットダンスの息の合い方など大阪公演の方が更に進化しているなと感じました。
開幕すぐの舞台はそれはそれで良さがあり、千秋楽近くの舞台はそれはそれで良さがありました。
東京で見た時は、多分もっとも演出に忠実なステージだったと思います。
個人的に萌えポイントになった、デュエットダンスでデイルをとても気遣うジェリーも良かったです(´∀`)
その約3週間後に見た大阪の舞台では、公演を重ねてきた雰囲気になっていましたし、セリフ回しも違ったし、デュエットダンスの息の合い方も含めなんというか全体的に「なじんでる」という感じでした。
どちらにもそれぞれの良さがあり、両方見ることができて良かったです。
また前楽、大千秋楽は連続公演の6、7公演目で、出演者の皆様は体力的には限界に近いものがあったと思うのですが、それを上回る強い気持ちでとても素晴らしいステージでした。
坂本くんが最後の挨拶で言っていましたが、千秋楽まで皆さんが大きな怪我なく過ごせたとのことでホッとしました(´∀‘)
座席について。引きでみるのも悪くない!
座席についても少々。
今回1階3回、2階1回、3階2回の合計6回観られました。
初見が2階のほぼセンターブロックで、全体を見渡すことができてストーリーや舞台の雰囲気を掴むことができました。
私自身「前の方が良い!」と思いがちですが、全体を見渡せた席もとてもよかったです。
1階はサイドが多くて8列目、9列目、11列目だったのですが、肉眼でしっかりと表情が見える席で、これはこれでとても贅沢でした。
そして大阪初日と大千秋楽の3階。
特に大千秋楽は1階で見たいな~と思ったりもしたのですが、結果的には3階で全体を見られて良かったと負け惜しみではなく思いました(笑)。
もちろん1階席で3回観ることができたからこその気持ちだとは思いますが。
1階席の場合、坂本くんが出演しているシーンだと、どうしても坂本くんばっかりに集中しちゃうんですよ(;’∀’)
こればかりはやっぱり全員見ようと思っても……やっぱり坂本くんが気になっちゃう。
でもそれが3階席の場合。
坂本くんだけに集中したとしても、引きで見てるから全体が見えるんです。
だから、坂本くんに集中しながら全体を満遍なく見られるという。
さらに、照明の美しさ、セット込みの演技やダンス、フォーメーションなどは、1階席前列では気づけなかった部分まで3階席では堪能することができました。
1階も2階も3階もそれぞれの良さがあると思うのですが、今回は色んな場所で見られて良かったです。
おわっちゃったなぁ。。。
この後も、ぽろぽろと色んな記憶がよみがえってくるんだろうな。
よみがえってきてほしいな、と思います。
今でも頭の中にTOP HATの曲が流れているし、脳内ではジェリーが踊ってるし。
ほんっとうに幸せな1カ月だったな・::・(●´Д`●)ウトーリ・::・
次の舞台も期待せずにはいられませんが、今はとにかくゆっくりと体を休めていただきたいです。
本当に素晴らしい舞台をありがとうございました!
来月にはV6の50枚目のシングルが発売されますね☆
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